トヨタ自動車 アンテロープスは5月1日、河村美幸、西澤瑠乃が新加入することを発表した。

　1994年生まれで24歳の河村は、185センチ76キロのセンター。2013年に桜花学園高校からシャンソン化粧品 シャンソンVマジックに入団し、2018－19シーズンは日本代表の一員として「第18回アジア競技大会（夏季大会）」に出場した。移籍にあたり、クラブの公式HPを通じて次のようにコメントしている。

「シャンソン化粧品 V マジックから、トヨタ自動車アンテロープスへ加入させて頂くことになりました。今回の移籍にあたって、ご理解くださったシャンソン化粧品の関係者の方々と受け入れてくださったトヨタ自動車の関係者の方々へ、感謝の気持ちでいっぱいです」

「シャンソン化粧品での6年間、本当にたくさんのことを学ばせて頂きました。その中で、自分自身は怪我が多く、特に昨シーズンは全くプレイすることが出来ず、悔しい思いをしてきました。心機一転、またバスケットボールを『頑張りたい！』『もっと成長したい。』と思い、移籍を決断しました」

「新しい環境で不安もありますが、今までより一回り、二回りも成長した姿を見て頂ける
ように、日々努力していきます。インサイドで、身体を張ったプレイをして、チームの優勝に少しでも貢献できるように頑張っていきます。そして、トヨタ自動車アンテロープスの名に恥じないよう、自覚と責任を、そして感謝の気持ちを持ってプレイしていきたいと思います。応援よろしくお願いします！！」

　167センチ66キロでガードを本職とする西澤は、2013年に昭和学院から日立ハイテク クーガーズに加入。2018－19シーズンは1試合平均5.6得点2.1リバウンド2.9アシストを記録した。「今シーズンから、アンテロープスのメンバーになりました、ルノです。PGとしてゲームをコントロールし、その中でも積極的に得点のチャンスをつくっていきたいです。今まで教わってきたことや経験してきたことを活かしつつ、新たな環境で多くのことを吸収し、さらにスキルアップしたいと思っています。そして、日本一のチームになりたいです」と意気込みを語り、「トヨタ自動車 従業員の皆様、アンテロープスファンの皆様、バスケットボールファンの皆様に、たくさんの感動と元気を与えていけるよう、日々精進していきます。これからもアンテロープスの応援をよろしくお願いします」とコメントした。