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4月17日に国立代々木競技場第一体育館で「第23回 Wリーグプレーオフ」のファイナル第2戦が行われ、トヨタ自動車 アンテロープスと富士通 レッドウェーブが対戦した。
第1戦に勝利し、2連覇に王手がかかるトヨタ自動車の先発は馬瓜エブリン、三好南穂、山本麻衣、シラソハナファトージャ、馬瓜ステファニーの5人。富士通は内野智香英、町田瑠唯、篠崎澪、宮澤夕貴、オコエ桃仁花がスターティングファイブに名を連ねた。
あとがない富士通は、4-7で迎えた第1クォーター開始4分1秒から宮澤、内野が連続で3ポイントシュートを決めると、篠崎が2本のフリースローを成功。富士通が流れをつかんだに見えたが、トヨタ自動車はシラがゴール下で奮闘すると、長岡萌映子と馬瓜ステファニーの3ポイントなどで14-19とリードを奪い返した。
第2クォーターは宮澤とオコエのファウルがかさむ富士通に対し、シラがインサイドを攻め込んで1人で8得点をマーク。終盤には山本、三好の3ポイント、河村美幸の得点もあり、29-43でハーフタイムに突入した。
トヨタ自動車は第3クォーター序盤に内野、篠崎、宮澤の得点で追い上げに遭ったものの、日本代表の山本が躍動。シラのファウルが3つになった中、山本は“3点プレー”や3ポイントなどで開始4分31秒までに8得点を稼いだ。追いかける富士通はオコエがファウル4つと追いやられたが、宮澤や内野などがリバウンド争いで奮闘。終盤に篠崎、内野がフリースローを確実に沈め、52-61と1ケタ点差まで詰め寄った。
第4クォーターはトヨタ自動車が開始約2分間で2-9と圧倒した。その後も形勢が変わることはなく、トヨタ自動車が71-87で第2戦目を制し、2連覇を達成。今シーズン限りでの現役引退を発表している三好の“ラストマッチ”に花を添えた。
■試合結果
富士通レッドウェーブ 71-87 トヨタ自動車アンテロープス
富士通|14|15|23|19|=71
トヨタ|19|24|18|26|=87