2022.04.17

10季の選手生活に幕…優勝でラストマッチを終えた三好南穂「最高のバスケット人生でした」

リーグ連覇で選手生活を終えたトヨタ自動車の三好 [写真]=伊藤 大允
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 4月17日に国立代々木競技場第一体育館で「第23回 Wリーグプレーオフ」のファイナル第2戦が行われ、トヨタ自動車 アンテロープスが富士通 レッドウェーブと対戦。第1クォーターからリードを奪い、87-71でリーグ連覇を達成した。

 今シーズン限りでの現役引退を発表している三好南穂は、10シーズンの選手生活に花を添える形でコートから去ることになった。試合後のヒーローインタビューに呼ばれたシューターは冒頭に「たくさんの応援、ありがとうございました」と挨拶。「本当に素晴らしいメンバーやスタッフと一緒にこれだけ楽しいバスケができて、本当に自分は幸せだなと思います」と語り、「この10年間、Wリーグでやってきたことや、これだけたくさんの人に応援してもらえたので、その感謝の気持ちをこのコートに置いていけたらなと思って試合に臨みました」と振り返った。

 16日まで引退の実感がなかったというが、「今日の朝くらいから急に、最後かもしれないという気持ちが出て。コートでしっかりと後輩たちが動いてくれているのを見て、すごくうれしかったです」。最後に「オリンピックや優勝など貴重な経験をさせてもらったと思っています。本当に、皆さんの応援のおかげでここまでやってくることができました。ありがとうございます」と述べ、「最高のバスケット人生でした」という言葉で締めくくった。