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5月5日、国立代々木競技場第二体育館で「Wリーグオールスター 2021-2022 in 代々木」が行われた。
新型コロナウイルス感染拡大のため、2年ぶりに開催されたオールスター。今回はファン投票やリーグ推薦、ツイッター投票で選ばれた選手がTeam原宿、Team渋谷の2チームに分かれて対戦した。
原宿は馬瓜エブリン(トヨタ自動車アンテロープス)、東藤なな子(トヨタ紡織サンシャインラビッツ)、三好南穂(トヨタ自動車)、宮澤夕貴、オコエ桃仁花(以上富士通レッドウェーブ)がスターターを務め、渋谷は髙田真希(デンソー アイリス)、篠崎澪(富士通)、吉田舞衣(シャンソン化粧品シャンソンVマジック)、宮崎早織(ENEOSサンフラワーズ)、赤穂ひまわり(デンソー)が先発した。なお、原宿は町田瑠唯(富士通)と岡本彩也花(ENEOS)、渋谷は林咲希(ENEOS)が不参加となった。
篠崎の得点で幕を開けたこの試合は、序盤互いに3ポイントシュートを狙うも決まらず2ポイントで得点を重ねる展開に。24-20で渋谷がリードして第1クォーターを終えると、続く第2クォーターでは三好の3ポイントシュートなどで原宿が一時逆転に成功。しかし、終盤に渋谷が連続得点で再びリードを奪い、43-33で試合を折り返した。
今季限りで現役引退する篠崎澪[写真]=Wリーグ
第3クォーターはTeam原宿が主導権を握る。東藤と三好が3ポイントシュートを決めて一気に点差を詰め、残り2分14秒には西岡里紗(三菱電機コアラーズ)の得点で54-54の同点に追いつく。その後互いに4点を積み上げ、58-58で最後の10分間へ突入した。
勝負の行方を占う最終クォーターは、互いにアウトサイドから得点を狙う。渋谷は山本麻衣が3本の3ポイントシュートを決めると、原宿も負けじと三好が3ポイントで応戦。試合終了間際まで接戦が繰り広げられた中、残り1秒で渡嘉敷来夢(ENEOS)が同点のシュートを決めて81-81で延長戦へと持ち込まれた。
迎えた延長戦では三好が再び躍動。鋭い切り込みからレイアップシュートを決めるなど攻撃をけん引し、92-86でTeam原宿が勝利を収めた。
勝利した原宿は三好が20得点でゲームハイを記録し、MVPを受賞。現役引退に花を添えた。また、MIPには同じく現役を引退する篠崎が輝いた。
今季限りで現役引退の三好がMVPを受賞[写真]=Wリーグ