2022.05.05

Wリーグ「フレッシュ☆オールスター」で若手たちが躍動…MVPには赤木里帆が選出

今後の女子バスケ界を担う若き才能が躍動した[写真]=Wリーグ
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 5月4日、「ステーキハウス ブロンコビリー presents Wリーグオールスター2021-2022 in 代々木」が国立代々木第二体育館で行われ、「Wリーグ フレッシュ☆オールスター」が開催された。

 2回目の開催となった「フレッシュ☆オールスター」には、今シーズンのルーキーに加え、リーグ2年目で20歳以下の選手が出場。「選手の出身地」によって「フレッシュEAST」、「フレッシュWEST」の2チームに分けられ、前後半10分の特別ルールで対戦した。

 フレッシュWESTは、岡田真那美(トヨタ紡織サンシャインラビッツ)、赤木里帆(富士通レッドウェーブ)、嘉陽梨佳子(アランマーレ秋田)、奥伊吹(富士通)、平野実月(トヨタ自動車アンテロープス)の5選手。フレッシュEASTは、矢野祐未(新潟アルビレックス BBラビッツ)、吉田舞衣(シャンソン化粧品シャンソンVマジック)、三田七南(ENEOSサンフラワーズ)、渡邊悠(富士通)、佐藤由璃果(シャンソン)がそれぞれスターターに名を連ねた。

 試合はフレッシュWESTが岡田のシュートで先制点を奪うと、対するフレッシュEASTは三田の3ポイントで初得点。さらに、三田は2本目の長距離砲を沈め、フレッシュEASTがリードを広げる。それでも、高橋未来(デンソーアイリス)が前半終了間際に3ポイントを沈め、フレッシュWESTが11-18と点差を詰めて試合を折り返した。

選手たちの笑顔が絶えない試合となった[写真]=Wリーグ


 後半では、早い展開から得点を重ねたフレッシュWESTが猛追すると、知名祐里(シャンソン)がスティールからシュートを決めて逆転に成功。フレッシュEASTは矢野が得点を伸ばしてリードチェンジを繰り返すが、赤木がフローターや連続3ポイントを決め、フレッシュWESTが試合の主導権を奪う。さらに、平下愛佳(トヨタ自動車)と奥の長距離砲などで突き放し、35-22でフレッシュWESTが勝利を飾った。

 MVPには後半に大きく得点を伸ばし、フレッシュWESTの逆転勝利に貢献した赤木が選出された。

MVPに選出された赤木[写真]=Wリーグ

■試合結果
フレッシュWEST 35-22 フレッシュEAST
WEST|11|24|=35
EAST|18|4|=22