2022.10.13

第24回Wリーグ開幕記者会見…今季のファイナルは武蔵野の森、オールスターは有明アリーナで開催決定

功労賞を受賞した三好氏(左)と近藤氏を囲んで14チームのキャプテンが登壇 [写真]=伊藤大允
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 10月13日、「第24回Wリーグ」シーズン開幕記者会見が開催。今シーズンの競技方法の発表のほか、14チームのキャプテンが登壇し、トークセッションやメディアからの質問に対応した。

 3連覇を目指すトヨタ自動車アンテロープスの馬瓜ステファニーは「引退選手、移籍選手が多いのですが、今年も変わらず優勝を目指します。チームとしてまだ完成してない部分はありますが、若い選手に声をかけていきたい」と抱負を語った。一方、昨シーズン、準優勝の富士通レッドウェーブの宮澤夕貴は「目標は優勝です」ときっぱり。富士通も主力の引退、移籍があったが、「ディフェンスとリバウンドはもちろんのこと、得点面でも貢献したいと思います」と力を込めた。

 また今回の会見では、第23回Wリーグ功労賞が発表された。受賞者は、佐藤清美氏(元ENEOSサンフラワーズヘッドコーチ)、三好南穂氏(元トヨタ自動車アンテロープス)、篠崎澪氏(元富士通レッドウェーブ)、近藤楓氏(元デンソーアイリス)。佐藤氏と篠崎氏は都合のため式には欠席したが、出席した三好氏と近藤氏が喜びを言葉と今後についてそれぞれコメントした。

「私はWリーグで10年間プレーしました。振り返るとファンの皆さんの前でプレーできたことが幸せだったと思いました。今シーズンから私がコートにいないことを寂しく思うかもしれませんが、、(トヨタ自動車の)ベンチにおりますので、取材はいつでも引き受けます(笑)。これからもバスケの普及に尽力したいと思います」(三好氏)

「Wリーグで8年間プレーさせていただきました。たくさんの方のサポート、環境でプレーできました。今後は子どもたちにバスケの楽しさを教えながら、自分も成長していきたいと思います。現在は地元(愛媛県)に戻っていますので、Wリーグの試合が開催されれば、美味しいみかんを持っておきたいと思います」(近藤氏)

 第24回Wリーグは、10月19日、国立代々木競技場第2体育館で行われるトヨタ自動車とENEOSサンフラワーズとの開幕戦でスタート。来年の4月には今シーズンのチャンピオンが決定する。

第24回Wリーグ 競技方法
【レギュラーシーズン】2022年10月19日(水)〜2023年3月19日(日)
・全14チームによる2回戦総当たり(合計182試合、チームあたり26試合)
・順位は勝ち点制を採用
・勝ち点/勝ちチーム「2」、負けチーム「1」、試合不成立:各チーム「1」、没収試合:勝ちチーム「2」、負けチーム「1」
・2チーム以上が同じ勝ち点の場合、下記の順序で順位決定
①当該チーム間での対戦試合の勝ち点
②当該チーム間での対戦試合の総得失点差
③リーグ戦での全試合の総得失点差

【セミクォーターファイナル】4月1日(土)/新潟市東総合スポーツセンター
・レギュラーシーズン5〜8位による1戦先勝方式

【クォーターファイナル】4月2日(日)/新潟市東総合スポーツセンター
・レギュラーシーズン3・4位チームとセミクォーターファイナル勝者2チームによる1戦先勝方式

【セミファイナル】4月8日(土)〜10日(月)/武蔵野の森 総合スポーツプラザ
・レギュラーシーズン1・2位チームとクォーターファイナル勝者2チームによる2戦先勝方式

【ファイナル】4月15日(土)〜17日(月)/武蔵野の森 総合スポーツプラザ
・セミファイナル勝者2チームによる2戦先勝方式

【オールスター】4月29日(土)・30日(日)/有明アリーナ

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