2024.05.06

『第37回能代カップ』で開志国際が優勝を飾る…藤枝明誠は惜しくも準優勝、東山は3位に

優勝を果たした開志国際[写真]=バスケットボールキング
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 5月3日から5日にかけて、能代市総合体育館(秋田県能代市)で『第37回能代カップ 高校選抜バスケットボール大会』が開催された。

 能代カップとは、能代科学技術高校(秋田県)をホストチームとし、全国の強豪が腕試しを行ってきたリーグ戦形式の交流大会。今年は東山高校(京都府)、藤枝明誠高校(静岡県)、日本航空高校(山梨県)、開志国際高校(新潟県)、駒澤大学附属苫小牧高校(北海道)の計6校で優勝を争った。

 今大会では開志国際と藤枝明誠が4勝1敗で並んだが、両校の直接対決に83-58で勝利していた開志国際が優勝を果たした。また、その開志国際に75-74とわずか1点差で黒星をつけた日本航空と東山が3勝2敗で並び、直接対決を88-67で制した東山が3位に輝いた。

藤枝明誠との試合では、平良宗龍が27得点と開志国際をけん引した[写真]=バスケットボールキング

 優秀選手賞には、優勝校の開志国際から平良宗龍ネブフィ ケルビン シェミリーが選出されると、準優勝の藤枝明誠からボヌ・ロードプリンス・チノンソ、3位の東山から瀬川琉久、4位の日本航空からオルワペルミ・ジェラマイアと、そうそうたるメンバーが名を連ねた。

 また、女子は4校が出場し、2試合が開催。地元秋田からは2校が参戦し、能代高校(秋田県)が62-61で八戸学院光星高校(青森県)との接戦を制すと、能代松陽高校(秋田県)は62-65で東海大学山形高校(山形県)に惜しくも敗れた。

藤枝明誠戦では37得点と奮闘した日本航空のジェラマイア[写真]=バスケットボールキング

 今大会の試合結果や最終順位は以下のとおり。

■試合結果
【男子】
駒澤大学附属苫小牧(北海道) 103-73 能代科学技術(秋田県)
日本航空(山梨県) 75-74 開志国際(新潟県)
藤枝明誠(静岡県) 72-64 駒澤大学附属苫小牧(北海道)
能代科学技術(秋田県) 77-106 日本航空(山梨県)
開志国際(新潟県) 89-71 東山(京都府)
日本航空(山梨県) 88-75 駒澤大学附属苫小牧(北海道)
東山(京都府) 73-100 藤枝明誠(静岡県)
藤枝明誠(静岡県) 107-89 日本航空(山梨県)
駒澤大学附属苫小牧(北海道) 53-71 東山(京都府)
能代科学技術(秋田県) 75-115 開志国際(新潟県)
日本航空(山梨県) 67-88 東山(京都府)
藤枝明誠(静岡県) 58-83 開志国際(新潟県)
東山(京都府) 142-80 能代科学技術(秋田県)
開志国際(新潟県) 83-45 駒澤大学附属苫小牧(北海道)
能代科学技術(秋田県) 54-114 藤枝明誠(静岡県)

【女子】
能代(秋田県) 62-61 八戸学院光星(青森県)
能代松陽(秋田県) 62-65 東海大学山形(山形県)

能代科学技術は5連敗に終わったが、平均25.8得点と躍動した山﨑七星[写真]=バスケットボールキング

■大会順位
【男子】
第1位:開志国際(新潟県)4勝1敗
第2位:藤枝明誠(静岡県)4勝1敗
第3位:東山(京都府)3勝2敗
第4位:日本航空(山梨県)3勝2敗
第5位:駒澤大学附属苫小牧(北海道)1勝4敗
第6位:能代科学技術(秋田県)0勝5敗

■優秀選手賞
平良宗龍(開志国際)
ネブフィ ケルビン シェミリー(開志国際)
ボヌ・ロードプリンス・チノンソ(藤枝明誠)
瀬川琉久(東山)
オルワペルミ・ジェラマイア(日本航空)

全5試合で2ケタ得点をマークした東山の瀬川琉久[写真]=バスケットボールキング

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