4月4日、　Wリーグは8日から2戦先勝方式で行われる「第24回Wリーグ プレーオフ」セミファイナルに向け、リモートでの会見を実施した。

　シャンソン化粧品シャンソンVマジック（レギュラーシーズン7位）と対戦するトヨタ自動車アンテロープス（同2位）からは、馬瓜ステファニーと山本麻衣が会見に登場。セミファイナルに懸ける思いを語った。

　レギュラーシーズンについて、馬瓜は「自分たちは（若手選手中心で）経験の少ないチームなので、レギュラーシーズンでの4敗が自分たちの成長につながったと実感しています。まだまだ満足できる結果ではないので、必ず優勝したいです」と語った。

　山本は、「レギュラーシーズンは競る試合が多かったんですけど、そのなかでも2位という結果を残せました。4敗はあったんですけど、しっかり勝ち切るところは勝ち切れたのが良かったです。また、チームとしても若いチームなので、試合を重ねるごとに成長を感じられたシーズンになりました」と実りの多かったシーズンについて振り返った。

　対戦するシャンソンについて、「シャンソンさんの勢いを止めるという受け身の考え方ではなく、しっかりと自分たちが向かっていくことが大事だと思います。（シャンソンは、）アーリーエントリーの選手も加わって新しいチームになっていると感じたので、自分たちも成長したところ見せられるように、相手ばかりを気にするのではなく自分たちのことに集中してしっかりと戦えたら良いと思います」と印象を述べた馬瓜。

　また、勝負のカギを握るのはインサイド陣とした馬瓜。「相手のインサイド陣がパワフルにリバウンドに飛び込んでくるので、自分たちのインサイド陣がどれだけ対抗できるかが重要」と語った。「シャンソンさんは勢いに乗ると怖いチームなので、自分たちも準備したことをこの試合でしっかり出し切れるように頑張りたいですし、一つひとつ目の前の試合を勝ち切ることに集中して全員で頑張っていきたいです」とセミファイナルへの意気込みを述べた。

　一方、山本は「自分たちはまだまだ成長過程なので、このセミファイナルを通して成長した姿を皆さんに見せたいですし、それが良い結果につながれば良いなと思います。また、みんなが楽しくプレーして、全員が自分の力を発揮できるようにやってきたいです」と話した。