2024.05.18

強烈な攻防で第3Qに24-3のランを披露…広島が名古屋Dに劇的勝利、決勝進出に王手

ゲームハイ21得点をマークしたケリー・ブラックシアー・ジュニア(中央)[写真]=B.LEAGUE
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 5月18日、『日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2023-24』セミファイナルが開催され、広島ドラゴンフライズ(ワイルドカード上位)が敵地のドルフィンズアリーナで名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの第1戦に臨んだ。

 第1クォーターでは名古屋Dのオフェンスに苦しみ、13-23と10点ビハインドで締めくくった広島。第2クォーターでは山崎稜アイザイア・マーフィーの3ポイントシュートなどで反撃するも、なかなか2ケタビハインドを崩すことはできず。31-45の14点差で試合を折り返した。

 苦しかった前半とは一転、第3クォーターは広島が怒涛の得点でスコアを重ね、24-3のランで逆転に成功。55-48で迎えた最終クォーター、広島は中村拓人らが開幕に連続3ポイントを炸裂し、残り5分で2ケタリードを保つ。終盤にかけて名古屋Dの猛追に苦しみつつも、相手のファウルからフリースローを決めて勝負アリ。最終スコア79-75で広島が勝利を収めた。

 悲願のファイナル進出に王手をかけた広島は、ケリー・ブラックシアー・ジュニアが21得点4アシスト、中村が17得点3リバウンド、ニック・メイヨが8得点6リバウンド5アシストをマーク。第3クォーターでは圧巻の攻防を披露し、見事な逆転勝利を手にした。

 一方、手痛い黒星となった名古屋Dはスコット・エサトンが14得点9リバウンド5アシスト、ティム・ソアレスが12得点9リバウンド、須田侑太郎が12得点を記録。第3クォーターで見せた大失速を改善し、明日の第2戦では何としても勝利をつかみたいところだ。

■試合結果
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 75-79 広島ドラゴンフライズ(@ドルフィンズアリーナ)
名古屋D|23|22|3|27|=75
広島|13|18|24|24|=79

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