2024.05.20

広島ドラゴンフライズが初のファイナル進出…名古屋Dとの激闘を制して大舞台へ

広島を初のファイナル進出へ導いたエバンス(写真は第2戦のもの)[写真]=B.LEAGUE
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 5月20日、『日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2023-24』セミファイナルが開催され、広島ドラゴンフライズワイルドカード上位)がアウェーのドルフィンズアリーナで名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(西地区1位)との第3戦に臨んだ。

 第1戦に79-75で勝利するも、第2戦に77-84で敗れた広島は、試合開始から名古屋Dの須田侑太郎齋藤拓実に3ポイントを決められる。それでも、ニック・メイヨドウェイン・エバンスが次々と得点を奪い、23-13で第1クォーターを終えた。続く第2クォーター、須田の長距離砲やジョシュア・スミスのインサイドの得点で名古屋Dに一時同点とされるも、メイヨを中心に逆転は許さず、38-35で試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、開始から名古屋Dのレイ・パークスジュニアと、広島の山崎稜がシュートを決め合う展開に。エバンスが9得点を挙げるも、パークスジュニアに4本の3ポイントを含む15得点と爆発されると、終盤には須田と中東泰斗にも長距離砲を決められ、59-60と逆転を許して最終クォーターへ突入した。

 勝負の第4クォーターでは山崎の3ポイントやエバンスの連続得点で再びリードを奪う。中盤に中東とティム・ソアレスの連続3ポイントで名古屋Dに同点とされるが、山崎が貴重な3点弾をヒット。さらに、エバンスの3ポイントと山崎の得点で名古屋Dを突き放すと、最後は広島が79-73で勝利し、初のファイナル進出を決めた。

 激闘を制した広島は、エバンスが28得点8リバウンド5アシスト、メイヨが19得点4リバウンド4アシスト、山崎が19得点と躍動した。

 一方、惜しくも初のファイナル進出に届かなかった名古屋Dは、パークスジュニアが20得点、須田が12得点、中東が10得点5リバウンド4アシスト、齋藤が9得点と奮闘した。

■試合結果
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 73-79 広島ドラゴンフライズ(@ドルフィンズアリーナ)
名古屋D|13|22|25|13|=73
広  島|23|15|21|20|=79

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