2024.05.19

名古屋Dが苦しみながらも広島に雪辱を果たす…ファイナル初進出争いは第3戦へ突入

広島にリベンジした名古屋D(写真は第1戦のもの)[写真]=B.LEAGUE
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 5月19日、『日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2023-24』セミファイナルが開催され、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(西地区1位)がホームのドルフィンズアリーナで広島ドラゴンフライズ(ワイルドカード上位)との第2戦に臨んだ。

 第1戦に75-79で敗れた名古屋Dは、ティム・ソアレススコット・エサトンが得点をけん引すると、レイ・パークスジュニア齋藤拓実の3ポイントも決まり、27-17で第1クォーターを終える。続く第2クォーターは、両チームが要所で3ポイントを決め合う展開に。終盤に齋藤が長距離砲を沈めると、広島の山崎稜に3ポイントを決め返される。それでも、直後に今度はパークスジュニアの3ポイントが決まり、名古屋Dが51-37と点差を広げて試合を折り返した。

 第1戦ではわずか3得点しか奪えず、名古屋Dの鬼門となった第3クォーターでは、広島のドウェイン・エバンスに15得点を奪われる。それでも、中東泰斗が2本の長距離砲を決めると、ジョシュア・スミスも得点を重ね、69-57とリードを保った。第4クォーターでは須田侑太郎がこの試合最初の3ポイントをヒット。しかし、中村拓人と山崎に立て続けに3ポイントを決められると、試合の流れが広島へと傾く。試合残り5分48秒から得点が伸ばせずに一時4点差まで詰め寄られるが、最後は名古屋Dが84-77で逃げ切り、リベンジを果たした。

 逆王手をかけた名古屋Dは、エサトンが18得点8リバウンド、パークスジュニアが14得点5リバウンド、ソアレスが13得点5リバウンド、スミスが10得点、齋藤が9得点6アシストをマークした。

 一方、最後の追い上げが一歩届かなかった広島は、エバンスが25得点9リバウンド6アシスト、山崎が16得点、ケリー・ブラックシアー・ジュニアと中村が10得点と奮闘した。

■試合結果
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 84-77 広島ドラゴンフライズ(@ドルフィンズアリーナ)
名古屋D|27|24|18|15|=84
広 島|17|20|20|20|=77

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