2024.05.18

滋賀が越谷とのOT制しB2優勝に王手…モータムが37得点15リバウンドの大暴れ/B2プレーオフ

大一番でオフェンス力を見せつけたモータム[写真]=B.LEAGUE
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 5月18日、滋賀ダイハツアリーナで「日本生命 B.LEAGUE B2 PLAYOFFS 2023-24」ファイナル第1戦が行われ、滋賀レイクス(西地区1位)が越谷アルファーズ(東地区2位)と激突した。

 滋賀はブロック・モータムが第1クォーターだけで11得点を挙げ、26-21と5点をリードして最初の10分間を終える。第2クォーターは互角の戦いが繰り広げられ、滋賀はモータムがスコアをけん引し、要所では田原隆徳が3ポイントシュートを炸裂。しかし終わり際に越谷の速攻を許し、44-46の2点ビハインドで試合を折り返した。

 第3クォーターも接戦が続くなかで、滋賀はモータムが3ポイントや速攻ダンクで得点を重ね、ライアン・クリーナーもフリースローを確実に決めていく。65-63で迎えた第4クォーターは最後まで1点を争う激闘となり、滋賀は残り35秒にキーファー・ラベナのフリースローで2点をリード。しかしLJ・ピークに同点のレイアップを決められ、79-79で延長戦に突入する。

 オーバータイムではクリーナー、モータムが続けて得点を奪い、残り3分で6点リードと優勢に。越谷のタイムアウト明けにもモータムが3点弾をねじ込み、最後はファウルゲームに持ち込ませて試合終了。最終スコア96-87で滋賀が大接戦を制した。

 B2優勝まであと“1勝”に迫った滋賀は、モータムが37得点15リバウンド6アシストと驚異的なスタッツでチームをけん引。クリーナーも19得点10リバウンドのダブルダブル、ジャスティン・バーレルも14得点9リバウンド3アシストと活躍を残し、第1戦を制する原動力となった。

 惜しくも白星を逃した越谷は、ジャスティン・ハーパーが28得点13リバウンド、ピークが25得点7リバウンド3アシスト、松山駿が12得点5アシストをマーク。延長で敗れた悔しさをはねのけ、第2戦では勝ち星を挙げたいところだ。

■試合結果
滋賀レイクス 96-87 越谷アルファーズ(@滋賀ダイハツアリーナ)
滋賀|26|18|21|14|17|=96
越谷|21|25|17|16|8|=87

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