2022.09.26
FIBA女子ワールドカップはグループラウンドの後半戦に入る。ここから日本代表はFIBAランキングの上位チームと3連戦を行う。25日に対戦するのはFIBAランキング4位のカナダ。国際大会ではベスト4以上に躍進することはないが、大きく落ちることもなく、ランキングを安定させている手堅いチームである。
その手堅いカナダも昨年の東京オリンピックでは3大会ぶりに決勝トーナメントに進出できず、改革の時を迎えている。これまで長く続いたアリソン・マクニール(2002~2012)とリサ・トマイディス(2013~2021)という2人の女性指揮官時代を終え、今年2月のワールドカップ予選よりコーチングスタッフを一新。新しくヘッドコーチに就任したのはスペイン人のビクトル・ラペーニャ。2012、2014年にU17ワールドカップで女子スペイン代表を銀メダルへ導き、2014年ワールドカップと2016年リオデジャネイロ・オリンピックでは前スペイン代表のルーカス・モンデーロHC(前トヨタ自動車アンテロープスHC)の下でアシスタントコーチを務め、どちらの大会も銀メダル獲得に貢献した人物だ。

新たに就任したビクトル・ラペーニャHC [写真]=fiba.com
コーチングスタッフの入れ替え、選手の若返りなどの大改革を進めているカナダだが、その第一歩となったのが今年2月に大阪で開催されたワールドカップ予選である。そこで日本と対戦し、延長の末に79−86で敗れた。

カナダの主軸を担う(左から)ナース、アチョンワ、カールトン [写真]=fiba.com
特にインパクトを残しているのがガード陣。#13シェイ・コリー(176センチ/26歳)と#21ニラ・フィールズ(176センチ/28歳)。ともに突破力を生かして得点とアシストを重ね、インサイドでは#14ケイラ・アレクサンダー(193センチ/31歳)がリバウンドと得点で奮闘している。特に、フィールズは大阪の対戦でも手を焼いた相手であるだけに、覚えている人も多いことだろう。

インパクトを残しているガード陣の一角、コリー [写真]=fiba.com
文=小永吉陽子
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