2018.06.04
ヒューストン・ロケッツとゴールデンステート・ウォリアーズによるウエスタン・カンファレンス・ファイナルは、第2戦を終えてここまで1勝1敗。
21日(現地時間20日)に行われるシリーズ第3戦は、ウォリアーズのホーム、オラクル・アリーナで行われることとなる。
ウォリアーズはここまでケビン・デュラントが平均37.5得点と爆発しているものの、クレイ・トンプソンは平均18.0得点、ステフィン・カリーは平均17.0得点と低迷しており、本調子とは言えないパフォーマンスとなっている。
特にカリーは、ロケッツとのシリーズで3ポイントシュートが13投中成功わずか2本にとどまっており、成功率15.4パーセントと絶不調。第2戦ではフィールドゴールも19投中12本をミスし、36.8パーセントに終わった。
19日(同18日)、カリーについて聞かれたスティーブ・カーHCは、現地メディアに対してこのように答えている。
「ステフ(カリー)は健康だと思う。いい動きを見せているからね。だが(カリーの復調は)何よりもリズムをつかむことができるかどうか。レギュラーシーズン途中に戦線離脱し、約6週間もゲームから離れていたから。ディフェンスはそれほどタフではないと思うが、3ポイントに関してはもっと数多く打っていくことで、いい感じになっていくと思う」。
今季のプレーオフ。カリーはここまで6試合に出場しているのだが、アウェー(4試合)ではフィールドゴール成功率41.0パーセントで、平均19.0得点と苦しんでいる。
だがその一方で、カリーはホームで行われた2試合で平均28.0得点、フィールドゴール成功率58.0パーセントと絶好調。「ステフとオラクル(ウォリアーズのホーム)、いいコンビネーションだね」と、カーHCもカリーに対して期待をふくらませていた。
カリー、そしてトンプソンは、一度波に乗ってしまえば、軽々と30得点以上を稼ぐことができるシュート力を持っているため、ロケッツとしてはスローダウンさせたいところ。
しかし、熱狂的な観客が集うオラクル・アリーナでは、ファンの応援が選手に大きなエナジーを与えることが多々ある。第3、4戦で、ウォリアーズが誇るバックコート陣が爆発したとしても、決して驚くことではないだろう。
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