2018.07.06

NBAサマーリーグ2018 サクラメント最終日、ウォリアーズが無傷の3連勝!

大会トップの平均23.0得点を挙げたフォックス[写真]=Getty Images
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 7月6日(現地時間5日)、「NBA サマーリーグ 2018」の3日目がユタとサクラメントで各2試合、計4試合行われた。

 ここでは、最終日を迎えたサクラメントにおける結果をお届けしていこう。
※チーム名は略称

<サクラメント>
ウォリアーズ 77-71 レイカーズ

ドラフト外のデリクソンが24得点11リバウンドの大暴れ!

 ウォリアーズのペースで試合が進む中、レイカーズが追い上げるも逃げ切りに成功。サクラメントで行われた3試合を無敗で終えた。ジョージタウン大出身のフォワード、マーカス・デリクソン(ドラフト外)がいずれもゲームハイとなる24得点4スティールに加え、11リバウンドを挙げる活躍を見せた。また、今季ドラフト外でメンフィス・グリズリーズの一員としてNBAデビューを飾ったオマリ・ジョンソンが15得点で勝利に貢献。レイカーズでは同じくグリズリーズで今季デビューしたエグゼイビア・ルータン・メイズが14得点5リバウンド8アシストと奮闘。ルータン・メイズを含む4選手が2ケタ得点を残した。

4本の3ポインターを含む24得点を挙げる活躍を見せたデリクソン[写真]=Getty Images

ヒート 86-76 キングス

ジョーンズJr.を筆頭に5選手が2ケタ得点を挙げたヒートに軍配

 ヒートはデリック・ジョーンズJr.がチームトップの19得点に7リバウンド2スティール、2年目のバム・アデバヨが14得点9リバウンドを奪うなど、計5選手が2ケタ得点を挙げるバランスアタックでキングスを撃破し、2連勝となった。敗れたキングスでは2年目のジャスティン・ジャクソンがゲームハイとなる26得点、今季をケガのため棒に振ったハリー・ジャイルズが11得点12リバウンドを挙げるも勝利には届かず。

高い身体能力を活かしたダンクを見せたジョーンズJr.[写真]=Getty Images

<最終結果(サクラメント)>
1.ウォリアーズ:3勝0敗
2.ヒート:2勝1敗
3.キングス:1勝2敗
4.レイカーズ:0勝3敗

NBA サマーリーグ 2018 スタッツランキング(サクラメント)

 それでは、サクラメントで行われたサマーリーグにおける主要3項目のスタッツランキングを紹介しよう。

■平均得点 TOP5
1.ディアロン・フォックス(キングス):23.0得点
2.デリック・ジョーンズJr.(ヒート):21.3得点
3.ジャスティン・ジャクソン(キングス):17.0得点
4.モリッツ・ヴァグナー(レイカーズ):14.7得点
5.ケンドリック・ナン(ウォリアーズ):14.0得点

3戦無敗のウォリアーズからはナンがランクイン[写真]=Getty Images

■平均リバウンド TOP5
1.バム・アデバヨ(ヒート):11.3本
2.ディアロン・フォックス(キングス):8.0本
-.モリッツ・ヴァグナー(レイカーズ):8.0本
-.ジョナサン・ウィリアムズ(レイカーズ):8.0本
-.ケンドリック・ナン(ウォリアーズ):8.0本

■平均アシスト TOP5
1.エグゼイビア・ルータン・メイズ(レイカーズ):8.3本
2.ダリル・メイコン(ヒート):7.5本
3.フランク・メイソン三世(キングス):6.3本
4.デリック・ウォルトンJr.(ヒート):6.0本
-.ディアロン・フォックス(キングス):6.0本

平均得点で上位に入ったヴァグナーとナン

 レイカーズから今年のドラフト1巡目全体25位で指名されたヴァグナーが平均得点で4位、平均リバウンドで2位タイにランクイン。昨年は1巡目下位指名ながらレイカーズの主力に名を連ねたカイル・クーズマ(2017年1巡目27位指名)がいるだけに、“第二のクーズマ”として台頭するのか楽しみな選手だ。ドラフト外ながらウォリアーズの3連勝に貢献したガードのナンにも注目したい。

 NBA サマーリーグ 2018は、7月7日(同6日)から開催場所をラスベガスに移して行われる。12日間かけて行われる大会では、初となる全30チームが参加し、若手選手たちがぶつかり合うこととなる。ここに紹介した選手たちが活躍できるのか、引き続き追いかけていきたいところだ。

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