2024.06.28
NBAはプレーオフが佳境に差し掛かるも、その裏側では未来を担うプレーヤーたちがプロの境目で準備を進めている。
リーグは5月5日(現地時間4日)、ドラフト入りを表明した選手たちが球団にアピールする場である「NBAドラフト・コンバイン2024」に招待する78名の選手を発表。そこには、偉大な父レブロン・ジェームズとの共演が期待される南カリフォルニア大学(USC)のポイントガード、ブロニー・ジェームズの名前が記載されていた。
他国のプロリーグのシーズン中であることやケガなどを含む例外を除き、招待選手の参加が必須となるドラフト・コンバインでは、健康診断、病歴の共有、身体測定など、肉体面でのさまざまなテストを受けると同時に、チーム面接やメディア対応、選手開発セッションなどを実施。また、選手が任意で参加する範囲では、5対5のスクリメージや実演形式のドリルも開催される。
ブロニーは、ドラフトでのプロ入り、転校、USCへの残留など、複数のオプションが検討されている選手の1人である。大学初年度は、昨年7月に心肺停止の危機に直面し、先天性の心臓欠陥が発覚。その結果、チームへの帯同が遅れ、アイザイア・コリアーやブーギー・エリスと友好なケミストリーを構築できなかったことから、オンコートで満足のいくパフォーマンスを披露することができず、ドラフト・コンバインは絶好のアピールの場となることだろう。
なお、ブロニーは既述の病状があったことから、フィットネス・トゥ・プレイ・パネルと呼ばれる検査を受け、3人の医師から医学的にNBAでプレーすることができるという認証を受けなければならない。
その1人が、JLブールでプレーするザカリー・リサシェである。昨年、ナイキ・フープサミットにも参加したリサシェは、206センチの高身長と長いウイングスパンを活かしたディフェンスに定評のあるフォワード。また、アウトサイドも非常に高確率で、2023-24シーズンのユーロカップでは、1試合平均3.4本を試投し、56.1パーセントの3ポイント成功率を収めており、有望な若手3&Dとしてその将来が期待され、複数のモックドラフトサイトで1位指名が予想されている。
また、リサシェと同じフランスのアンダー世大で同国を代表して戦ってきたアレクサンドル・サールも次世代のスター候補である。オクラホマシティ・サンダーでプレーするオリビエ・サールを兄に持つ同選手は、身長216センチという恵体を持ちながら、このサイズらしから運動能力とシュートタッチを兼ね備え、チェット・ホルムグレンやエバン・モブリーと比較されるプレーヤー。レアル・マドリードやオーバータイム・エリートを経て、現在はオーストラリアのパース・ワイルドキャッツに在籍しており、カットやロールを駆使したペイントエリアへの侵入から繰り出される豪快なダンクはもとより、タッチの良いジャンプショット、ゴール下でのブロックなど、華のある次世代ビッグマンだ。
「NBAドラフト・コンバイン2024」は、6月27日、28日(同26日、27日)にニューヨークで開催される。新しい才能が発掘される場でもあるだけに、この2日間は現地からのレポートを注視していきたい。
文=Meiji
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