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12月26日(現地時間25日)。この日NBAはクリスマスゲームとして5試合が組まれ、その1試合目としてニューオーリンズ・ペリカンズ対マイアミ・ヒート戦が行なわれた。
昨季のMIPブランドン・イングラム、昨年のドラフト全体1位指名のザイオン・ウィリアムソンを擁するペリカンズに対し、昨季NBAファイナルへ進出したヒートはホームのアメリカン・エアラインズ・アリーナで高確率のショットを沈めて111-98で今季初勝利を収めた。
「あの男はすごい、すばらしいシューターだ。これからも今夜のような活躍をするだろう。だが我々は少なくとも3本はもっといい仕事をして防ぐことができたかもしれない」。
ペリカンズのスタン・バン・ガンディHC(ヘッドコーチ)が口にしたのは、ヒートのシューター、ダンカン・ロビンソン。この試合で7本の3ポイントを沈める活躍でチームトップの23得点をマーク。クリスマスゲームとしては、昨年イングラムが記録した歴代最多タイの成功数をたたき出した。
「クリスマスにプレーできるなんてすごい特別なこと。これは決して当たり前にできることじゃない」とロビンソンは謙そんしていたが、試合序盤からフリーになって次々と長距離砲をリングへと突き刺し、チームの勝利に大きく貢献。
ヒートではロビンソンのほか、ゴラン・ドラギッチが18得点9アシスト4スティール、バム・アデバヨが17得点、ヒートデビューを飾ったエイブリー・ブラッドリーが12得点4アシスト2スティール、タイラー・ヒーローと新人プレシャス・アチウワがそれぞれ11得点、ジミー・バトラーが6リバウンド5アシストを記録した。
エリック・スポールストラHCが就任後、クリスマスゲームの戦績を8戦無敗としたヒートは、試合を通してフィールドゴール成功率50.7パーセント(38/75)、3ポイント成功率43.2パーセント(16/37)とショットが好調。
一方、ペリカンズではザイオンがいずれもゲームハイとなる32得点14リバウンド、イングラムが28得点、ジョシュ・ハートが12得点9リバウンドを奪うも、最大23点ビハインドを背負う苦しい展開に。
「俺たちはディフェンスでいくつかやってはいけないミスをしてしまった。コミュニケーションが足りなかったんだ。ディフェンス時にもっとコミュニケーションをとっていかないといけない」と敗戦を悔やんだ。
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