2022.03.22

手痛い逆転負けを喫したウィザーズ…指揮官は「第2Q終盤から攻撃が雑になった」

アンセルドJr.ヘッドコーチは第2クォーター終盤以降の攻撃に反省点があると語った[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 3月22日(現地時間21日、日付は以下同)、ワシントン・ウィザーズは敵地でヒューストン・ロケッツと対戦し、97-115で敗れた。

 八村塁が2試合連続でスタメン出場を果たしたウィザーズは、第1クォーターに八村の3ポイントシュートやクリスタプス・ポルジンギスらが得点を挙げ、39-26とリードを奪う。続く第2クォーターこそ互角の展開になったものの、リードを守り抜き63-51で試合を折り返した。

 試合の主導権を握って後半を迎えたが、第3クォーターに入って急失速。徐々に点差を縮められて83-80で第4クォーターへ突入すると、試合残り11分1秒に3ポイントシュートを決められ、83-86と逆転されてしまう。なんとか反撃に出ようとするも思うように得点が奪えず、結局18点差で黒星を喫した。

 最大23点のリードを奪うも、手痛い逆転負けを喫したウィザーズは、ポルジンギスが22得点13リバウンド、八村が16得点8リバウンドを記録するも、後半の失速が大きく響く結果となった。

 ウィザーズを指揮するウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチは試合後会見に応じ、「第2クォーターの終盤からオフェンスが雑になった」と反省の弁。「ハーフタイム明けに2対11のランを許してしまった。我々の勢いはそこで消え、そこから相手にゲームを支配された」と後半の入り方に課題があったと語った。

 チームとしては痛い黒星となったが、先発した八村が今シーズン最長となる29分43秒の出場で16得点を挙げたのは数少ない収穫の一つと言っていい。ポルジンギスはそんな八村を「才能にあふれている」と称え、そのうえで「次のステップはもっとゲームを読むこと。オフェンス力とサイズはすごい武器なので、もっと積極的にプレーすること。そしてチームメートのためにクリエイトすること」とさらなる成長を求めた。

 ウィザーズは現在30勝41敗でイースタン・カンファレンス11位。25日に昨シーズンの王者、ミルウォーキー・バックスとアウェーで対戦する。