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3月17日(現地時間16日)、シカゴ・ブルズは今シーズンを全休しているロンゾ・ボールが、14カ月で3度目となる左ヒザの手術を受けることを発表した。
現地メディアの『ESPN』は9日にブルズとボールの代理人を務めるクラッチスポーツが協力し、手術の最終決定が下される前に専門家と相談していると報じたが、今回チームは軟骨移植によりボールが“無期限”に離脱することを発表。2023-24シーズンのすべてではないにしても、25歳のポイントガードは来シーズンも長い期間プレーできない可能性があるようだ。
Injury Update: Lonzo Ball will undergo a cartilage transplant in his left knee. He will remain out indefinitely.
Tap below for quotes from Lonzo & AK:
— Chicago Bulls (@chicagobulls) March 16, 2023
今回の発表に際し、ボールはチームを通じて「私の目標はコートに戻り、チームメートと再び合流できる場所にたどり着くことです。これは苛立たしいプロセスでしたが、次のステップが最善の道であると確信しています」と語っており、「一番好きなことであるバスケットボールに戻るのが待ちきれません」と復帰へ向けて意欲を見せている。
ボールはブルズとの4年8000万ドル(約106億4300万円)契約の2シーズン目を終えようとしており、この契約は2021-22シーズンに大きな期待を持って始まった。
ニューオーリンズ・ペリカンズから移籍した最初のシーズンは、35試合の出場で平均13.0得点5.4リバウンド5.1アシストに加え、3ポイントシュート成功率は42.3パーセントを記録。ボールは攻防両面で重要な役割を果たしていたが、すでに左ヒザの手術を2度行っており、2022年1月15日を最後に試合に出場することができていない。
現在、ブルズは31勝37敗(勝率45.6パーセント)と先発ガードの不在に苦しんでおり、イースタン・カンファレンスの12位に沈んでいる。デマー・デローザン、ザック・ラビーン、ニコラ・ブーチェビッチとオールスター級の選手たちを擁するチームだが、2シーズン連続のプレーオフ進出へ向けて黄信号となっている。