2024.08.03
ドイツのFCバイエルン・ミュンヘン・バスケットは7月25日、パリ2024オリンピック男子ドイツ代表の指揮官を務めるゴードン・ハーバート氏と、2026年まで2年間のヘッドコーチ契約を結んだことを発表した。
カナダ出身で現在65歳のハーバート氏は、昨年の「FIBAワールドカップ2023」でドイツ代表を優勝に導き、2大会連続7回目となる五輪出場権を獲得。パリ五輪ではグループフェーズ初戦の27日に日本代表(同26位)との対戦を控えている。
ハーバート氏を巡っては、今年5月時点でB1リーグに所属する千葉ジェッツと2024-25シーズンの契約書面にサインしていたというが、ハーバート氏側から契約破棄の申し入れがあり、19日に双方合意の上で契約を解除したことが伝えられていた。
今回の契約について、ハーバート氏とクラブ会長のヘルベルト・ハイナーは以下のようにコメントしている。
「バイエルン・ミュンヘンのようなクラブのヘッドコーチに就任できたことを大変光栄に思っています。バイエルン・ミュンヘンは世界でも最大かつ最も組織化されたスポーツブランドの一つです。我々は、ファンが信頼し、誇りに思えるような、非常に競争力のあるチームを持つことになるでしょう。マルコ・ペシッチをはじめとするクラブスタッフは、プロフェッショナルな仕事をしているので、すべての準備は万全でしょう。私はFCバイエルンのコーチを務めることを心から楽しみにしており、この特別な瞬間に全身全霊を捧げるつもりです。しかし、バイエルンに加わることを誇りに思うと同時に、私は現在ドイツ代表チームに集中しています。素晴らしい選手たちとともに3年前からこの舞台のために全力を注いできました。バイエルンでの新しい章が始まる前に、私はオリンピックにフォーカスしています」
▼ヘルベルト・ハイナー
「ゴードン・ハーバートは、FCバイエルン・バスケットボールのヘッドコーチとして絶対的な第一候補であり、彼を迎えることができて非常にうれしく思います。彼とともに野心的な目標を達成できると確信しています。彼がチームに合流するまでは、ゴードン・ハーバートとドイツ代表がパリで素晴らしいパフォーマンスをすることを願っています。ドイツ代表が近年成し遂げてきたことは驚くべきことであり、オリンピックでもその成功が続くことを祈っています」
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