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千葉Jが豪州出身グリーソン氏のHC就任を発表…“人事アクシデント”乗り越え経験豊富な指揮官招へい

NBLで5度のリーグ優勝経験を持つグリーソン氏[写真]=Getty Images
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 7月24日、B1リーグの千葉ジェッツは、NBAミルウォーキー・バックスでアシスタントコーチ(AC)を務めていたトレヴァー・グリーソン氏と、2024-25シーズンのヘッドコーチ(HC)契約に合意したと発表した。

 グリーソンHCはオーストラリア出身の56歳。1997年に地元NBLで指導者キャリアをスタートさせると、最優秀ヘッドコーチを2度受賞。NBA下部のDリーグやNBAサマーリーグ、韓国(KBL)などを渡り歩き、2021年以降はトロント・ラプターズで2年間、ミルウォーキー・バックスで1年間アシスタントコーチを務めた。

 ジョン・パトリックHCが昨シーズン限りで退任した千葉Jは、男子ドイツ代表(FIBAランキング3位)をワールドカップ優勝に導いたゴードン・ハーバート氏と5月時点で2024-25シーズンの契約書面にサインしていたというが、「先日ハーバート氏より契約を破棄したいとの申し入れが突然入ってまいりました」と10日付のリリースで公表。19日には同氏と双方合意の上で契約を解除したことが発表されていた。

 一度は決まったかと思われたHC契約が白紙になってしまう“人事トラブル”公表から2週間。昨シーズンまでNBAでプレーしていた渡邊雄太や、新外国籍選手のディー・ジェイ・ホグといった実力者を迎え入れた千葉Jにとっては、まさかのアクシデントだったが、NBL優勝経験もある指揮官が就任することで一件落着となった。

 今回の契約発表に際して、グリーソンHCは「千葉ジェッツのような世界的なクラブに加入できることを大変うれしく思います。今シーズンを千葉の歴史の中で最も成功を収めたシーズンにしたいと思っています。新シーズンに向けてスタートを切れることにワクワクしており、新しいチーム、選手、そして情熱的なファンの皆さんにお会いできることを楽しみにしています」と、クラブを通じてコメントした。

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