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千葉Jはドラフト指名なし…池内GM「総合的に判断」全体1位の山﨑一渉にも言及

山﨑は千葉JU15から仙台大明成高を経て渡米。日本代表トップチームにも招集された実績を持つ[写真]=古川剛伊 , B.LEAGUE
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 1月29日、Bリーグでは史上初となる新人選手ドラフト「Bリーグドラフト2026」が開催された。千葉ジェッツは1巡目3位の指名権を手にドラフト当日を迎えていたが、1巡目不参加、2巡目指名回避、3巡目不参加で、1人も指名することなく初開催のドラフトを終えた。

 今回のドラフトに臨むにあたり、どのような戦略を練っていたのか池内勇太ゼネラルマネージャーに問うと、サンロッカーズ渋谷が全体1位で指名した有望株の名前も挙げつつ、クラブの姿勢を次のように説明した。

「一応、名前を伝えると、山﨑一渉千葉ジェッツU15の卒団生なので、正直検討はしました。ただ、(1巡目3位での指名は)難しいだろうという話もありましたし、僕たちは既存の選手たちを残したいということもあったので、総合的に判断して、今回は指名なしということにしました」

 クラブとしてはアシスタントGMを中心に学生バスケを幅広くチェックしてきたというが、現在千葉Jに所属している選手のプレー水準と照らし合わせると、クラブ内での指名候補リストに名前が上がったのは「強いて言うなら2~3人」と池内GM。常勝軍団ゆえ新人に求めるレベルも必然的に高くなった。

ドラフトに出席した千葉J首脳陣[写真]=バスケットボールキング

 今回のドラフトのカギとなったのが、ドラフト指名選手に支払われる報酬額だ。日本の大学から2年契約+プレーヤーオプションの条件でプロ入りする場合の年俸は、1巡目指名1800万円、2巡目指名1400万円、3巡目以降の指名1000万円と定められている。サラリーキャップ8億円のなかでやりくりを求められるクラブにとっては、この“報酬額”が指名回避の理由の一つになる。

 そんななか、Bプレミアライセンスを持つ23クラブが参加した『Bドラフト2026』では、1巡目から3巡目まで合計11名の選手が指名された。千葉J以外にも選手を指名しなかったクラブは11あり、会場に来ていてもドラフトに参加しない(※毎巡クラブは参加or不参加を表明する)、もしくは参加しながらも“指名回避”という場面が続いた。

 初開催のドラフトを終えて、池内GMは「3巡目とかもっと活性化されるかなと思ったんですけど、結構みんな足元を見ているというか、率直にサラリーキャップと新人の金額の部分がネックになったのかなと感じています」と振り返る。

 それでも、「第1回目ということで、第2回、第3回と活発に動けていったら良いなと思いますし、これからユースの選手が育っていくということもあるので。またこれから変化は起きるだろうなと、いろいろと楽しみだなと思います」と、前向きな言葉も残した。

 記念すべき第1回のBリーグドラフトは、各クラブの思惑が交錯する結果となった。回を重ねるなかでドラフトは今後どのように変化していくだろうか。

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