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「レイカーズは僕らに勝つべきだった」マジック移籍のKCP、古巣ナゲッツに爆弾発言

レイカーズとの戦いを振り返ったKCP(左) [写真] = Getty Images
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 ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ(以下「KCP」)は、昨シーズンまで所属していたデンバー・ナゲッツを離れ、オーランド・マジックへの移籍を決めた。これまで、2020年のロサンゼルス・レイカーズと2023年のナゲッツで2度のチャンピオンリングを獲得したKCPは、3度目の優勝を果たすべく新天地へ歩みを進めたという。移籍会見の際、KCPはマジックについて以下のようにコメントしている。

「僕はいつだって優勝を追い求めている。昨シーズンのマジックはプレーオフ進出を決め、さらにクリーブランド(・キャバリアーズ)とのシリーズで第7戦までもつれこむ戦いを見せた。僕にとっては、その実績で十分だ。このチームは、高いプレッシャーの中で戦うことや、プレーオフ第1ラウンド突破のために何が必要かを学んだ。そんなチームに入れることが嬉しいよ」

 そんなKCPが、ドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)のポッドキャスト番組『The Draymond Green Show』に出演し、古巣ナゲッツの昨シーズンを振り返った。

「普通であれば、シーズン終盤はプレーオフに向けて休息を取り入れていかなければいけないだろう?でも、僕らは1位シード獲得のためにほとんどのエネルギーを使い果たしてしまった。プレーオフが始まった頃には、僕らにはもうガソリンが残っていなかったんだ。レイカーズは、僕らに勝つべきだったと感じるよ」

 昨シーズンのウエスタンカンファレンスは、レギュラーシーズン最終戦まで1位が決まらない大混戦となった。ナゲッツに加え、ミネソタ・ティンバーウルブズ、オクラホマシティ・サンダーが1位争いを繰り広げ、ナゲッツは2位シードとしてレイカーズとプレーオフ初戦に挑んだ。結果を見れば4勝1敗でナゲッツが勝利したものの、試合時間の大半をレイカーズがリードする展開となったシリーズは、ナゲッツにとって楽な勝利ではなかった。その後、ナゲッツは第2ラウンドでウルブスに敗れシーズンを終えている。

 常勝軍団ナゲッツでのラストシーズンでプレーオフにおける戦い方を学んだKCPは、若い才能あふれるマジックでその経験を活かすことができるか。来シーズンのマジックに注目したい。

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