2024.07.01
昨シーズンの王者デンバー・ナゲッツは、11月9日(現地時間8日、日付は以下同)のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦を108-105で制し、4連勝を飾った。
今シーズンの戦績をウェスタン・カンファレンスならびにリーグベストの8勝1敗としたナゲッツでは、ニコラ・ヨキッチがゲームハイの35得点13リバウンドに5アシスト3スティールと殊勲の働き。
さらにレジー・ジャクソンが20得点6アシスト、マイケル・ポーターJr.が17得点8リバウンド2ブロック、アーロン・ゴードンが14得点11リバウンド3スティール、KCPことケンテイビアス・コールドウェル・ポープが10得点3アシストと続いた。
リーグ有数の3&Dとして知られるコールドウェル・ポープは、昨シーズンからナゲッツへ加入した30歳のウイングプレーヤー。不動の先発シューティングガードとなり、2020年(ロサンゼルス・レイカーズ)に次ぐ自身2度目のチャンピオンとなった。
この試合でもウォリアーズの得点源ステフィン・カリーへ好守を見せるなど、持ち味のディフェンス力を存分に発揮。キャリア11年目となった今シーズンは、ここまで9試合の出場で平均32.8分10.2得点2.1リバウンド1.8アシスト1.9スティールに3ポイントシュート成功率42.9パーセント(平均1.7本成功)を残し、優勝チームで主力の一角を務め上げている。
これまでのキャリアで、コールドウェル・ポープはオールディフェンシブチームに3度得票されたとはいえ、2度の優勝経験を除くとスタッツやアウォードとは無縁。だが今シーズンはそれを変えたいようだ。
「僕にはゴールがある。それはディフェンシブ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(最優秀守備選手賞)か、オールディフェンシブファーストチーム入りすることだ。自分の限界へ挑み続けていくよ」
コールドウェル・ポープは、ウォリアーズ戦後にそう語って自信をのぞかせていた。ナゲッツはここまでディフェンシブ・レーティングでリーグ8位の108.2。ゴードンとともにこの男がナゲッツの強力なディフェンスを支えているだけに、シーズン序盤の発言がアウォード獲得に向けてプラスになるか、注目していきたい。
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