2024.07.22

ラスがクリッパーズへ感謝「家族や友人たちの前でプレーできてすごく楽しかった」

ジャズへトレード後にウェイブされたウェストブルック[写真]=Getty Images
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 7月21日(現地時間20日、日付は以下同)。ユタ・ジャズは、ラッセル・ウェストブルックをウェイブ(保有権放棄)したことを発表した。

 ウェストブルックは、先日のトレードでロサンゼルス・クリッパーズからジャズへ移籍したものの、ジャズと正式に決別。その後制限なしFA(フリーエージェント)となって、デンバー・ナゲッツと契約することになると19日に『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じていた。

 2023年2月の3チーム間トレードで、ロサンゼルス・レイカーズからジャズへ移籍後にウェイブされた後にクリッパーズへ加入したウェストブルックは、約2シーズンで計89試合に出場して平均24.3分12.2得点5.0リバウンド5.2アシスト1.1スティールをマーク。

 だがプレーヤーオプションを行使して残留を決断後、クリッパーズはポール・ジョージがフィラデルフィア・セブンティシクサーズへ移籍したこともあり、チームと決別する方向で動いていた。

 22日。ウェストブルックは自身のインスタグラム アカウントでクリッパーズへ感謝のメッセージを投稿していた。

「ミスター・バルマー(スティーブ・バルマー オーナー)と機会を与えてくれたクリッパーズという組織に感謝している。そしてクリッパー・ネーションのみんな、ありがとう!

 みんなと一緒にいられて、大好きな街で家族や友人たちの前でプレーできてすごく楽しかった。チームメートたちにはここ2年、俺のことを受け入れて、サポートしてくれたことに感謝している。

 そして俺のことを応援してくれているファンのみんな! みんなのサポートが俺にとってどれほど大きなものになっているか分からないだろう。みんなのサポートが俺を突き動かし、エナジーをもたらしてくれる」

 ウェストブルックはそう綴り、「次のシーズンでまた会えることを楽しみにしている」と締めくくっていた。

 キャリア17年目を新天地ナゲッツで迎えることが確実視されているウェストブルック。ニコラ・ヨキッチジャマール・マレーというリーグ屈指のデュオを擁するチームで、35歳のベテランガードがどんな活躍を見せてくれるか、是非とも楽しみに待ちたいところだ。

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