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ウェストブルックがクリッパーズと決別へ…残留を決めた元MVPを揺るがした動きとは?

今後の動向が注目されているウェストブルック[写真]=Getty Images
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 7月16日(現地時間15日、日付は以下同)。ロサンゼルス・クリッパーズラッセル・ウェストブルックが、このオフシーズンにチームと決別する方向で動いていると『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。

 クリッパーズ在籍2年目を終えたウェストブルックは、6月末にプレーヤーオプションとなっていた今シーズンの契約を行使して残留を決断。元MVPで35歳のベテランガードは、契約最終年で約403万ドル(約6億3674万円)という低年俸。

 昨シーズンは68試合に出場し、シーズン序盤に先発からシックスマンへ転向したとはいえ、平均22.5分11.1得点5.0リバウンド4.5アシスト1.1スティールを残し、ベンチからチームへあふれんばかりのエナジーを注入し、速いペースを持ち込んでいた。

 だが今夏のFA(フリーエージェント)戦線で、クリッパーズはポール・ジョージがフィラデルフィア・セブンティシクサーズへ移籍。オクラホマシティ・サンダー時代に共闘した相棒が退団して以降、クリッパーズのバスケットボール運営部代表のローレンス・フランクはウェストブルックの代理人と話し合いを続けていると16日に『ESPN』が報道。

 また、クリッパーズのフランクはプレータイム増加を求めるPJ・タッカー、ボーンズ・ハイランドの代理人とも話し合いをしていると語っており、近いうちにトレードで移籍するかもしれない。

 このチームの主軸はカワイ・レナードジェームズ・ハーデン。その周囲をイビツァ・ズバッツテレンス・マンノーマン・パウエル、今夏復帰したニコラ・バトゥーム、新加入組のデリック・ジョーンズJr.クリス・ダンケビン・ポーターJr.らが支えていく。

 ただ、もしクリッパーズがウェストブルックのトレードをまとめられず、ウェイブ(保有権放棄)の末に制限なしFAになった場合は、デンバー・ナゲッツが筆頭候補として挙がっているとシャラニア記者が報じている。

 ウェストブルック、タッカー、ハイランドが、今シーズン開幕までに移籍することになるのか。クリッパーズの今後の動きは気になるところだ。

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