2024.09.30
12月31日(現地時間30日、日付は以下同)。デンバー・ナゲッツは、敵地デルタ・センターでユタ・ジャズを132-121で下し、2連勝で2024年を終えた。
ウェスタン・カンファレンス6位の18勝13敗としたナゲッツでは、ニコラ・ヨキッチが今シーズンリーグ最多13度目のトリプルダブル(36得点22リバウンド11アシスト)に4スティール、マイケル・ポーターJr.が21得点6リバウンド、ジャマール・マレーが20得点10アシスト2スティール、クリスチャン・ブラウンが20得点2スティールと、4選手が20得点超え。
さらに先発出場したラッセル・ウェストブルックが約33分プレーし、16得点10リバウンド10アシストで今シーズン2度目のトリプルダブルに4スティールの大活躍。
「最初のノミネートで殿堂入りする、歴代最高のポイントガード(PG)の1人。それに私が感心しているのは、彼が毎日リーダーシップとタフネスを持ち込んでくれること。そこにはエゴなどない」
マイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)は、今シーズンから加わった36歳のベテランガードをそう称賛し、エネルギッシュなプレーを高く評価していた。
しかもこの日のウェストブルックはフィールドゴール成功率100.0パーセント(7/7)、フリースロー成功率100.0パーセント(2/2)の“パーフェクトゲーム”に0ターンオーバーと、キャリア17年目の男が申し分ないパフォーマンスでナゲッツの勝利に大きく貢献。
『ESPN』によると、1977-78シーズンにターンオーバーがスタッツとして統計されてからというもの、1試合でフィールドゴールとフリースローをノーミスで決め切り、ターンオーバーなしでトリプルダブルに達したのはヨキッチ、ドマンタス・サボニス(サクラメント・キングス)とこの日のウェストブルックのみ。
今シーズンのナゲッツは、ウェストブルックが先発入りした10試合で8勝2敗、30分以上プレーした11試合で9勝2敗という驚異的な戦績を残している。
ヨキッチとウェストブルックがそろってトリプルダブルを記録して快勝したナゲッツは、1月2日のアトランタ・ホークス戦で2025年が始動する。
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