2022.10.25
12日(現地時間11日)、現地メディア『Bleacher Report』が優勝経験のない歴代のスター選手を10位までランキング化した。順位化にあたって、同メディアは12人の有識者を集め、優勝リングを持たないスター選手19人をそれぞれランク付け。最後は全員の数値を平均化し、最終的な順位としている。
B/R's Top 10 NBA Stars to never win a ring💍
1. Charles Barkley
2. Karl Malone
3. Elgin Baylor
4. Chris Paul
5. John Stockton
6. Allen Iverson
7. Patrick Ewing
8. Steve Nash
9. James Harden
10. Russell WestbrookWho do you want to see with a ring? 👀 https://t.co/iHGGnGLXov pic.twitter.com/ASsHYlyl2v
— Bleacher Report (@BleacherReport) June 11, 2022
10位:ラッセル・ウェストブルック(ロサンゼルス・レイカーズ)
ウェストブルックは2012年にオクラホマシティ・サンダーでケビン・デュラント、ジェームズ・ハーデンらとファイナルまで勝ち進んだが、1勝4敗でレブロン・ジェームズらを擁したマイアミ・ヒートに敗北。以降、ファイナルには1度も進出していない。
9位:ジェームズ・ハーデン(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)
ハーデンは前述のヒートに敗れた後、ヒューストン・ロケッツへ移籍し2度のカンファレンス・ファイナル進出を果たすものの、どちらもゴールデンステイト・ウォリアーズに敗れファイナル進出を逃している。特に2017-18シーズンは第7戦までもつれ込む大激戦だったため、現地では大きな盛り上がりを見せた。
8位:スティーブ・ナッシュ(元フェニックス・サンズほか)
現在ブルックリン・ネッツでヘッドコーチを務めるナッシュ。ダラス・マーベリックス在籍時に1度、フェニックス・サンズ在籍時には3度のカンファレンス・ファイナル進出を実現するが、決勝には結びつかず。キャリア晩年はレイカーズでコービー・ブライアントらとタッグを組むが、プレーオフに進出できたのは2012-13シーズンのみだった。
7位:パトリック・ユーイング(元ニューヨーク・ニックス)
リーグを席巻したビッグマン、ユーイングが7位にランクイン。15シーズンに渡ってニックスに在籍し、その間2度ファイナルへ進出するものの、優勝リングを手にすることは叶わなかった。ユーイングはキャリア平均で21.0得点9.8リバウンドと、ダブルダブルに近い数字を残している。
6位:アレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか)
4度の得点王に輝いたアイバーソン。2000-01シーズンにレイカーズとファイナルを争ったが、1勝4敗で敗れ優勝を逃している。183センチというリーグでは小柄な体格ながら、キャリア平均で26.7得点を奪うオフェンススキルは数多くのファンを魅了した。
5位:ジョン・ストックトン(元ユタ・ジャズ)
八村塁(ワシントン・ウィザーズ)と同じゴンザガ大学出身のストックトン。ユタ・ジャズ一筋でプレーし、1996-97、1997-98シーズンにファイナルまでチームを導くが、マイケル・ジョーダン率いるシカゴ・ブルズに2度シリーズ敗北を喫した。9回連続のシーズンアシスト王に輝くなど、ストックトンのアシスト能力は歴代でも抜きんでている。
4位:クリス・ポール(サンズ)
”CP3”の愛称で知られるポール。昨シーズンにサンズへ加入し、自身初のファイナルを戦ったが2勝4敗でミルウォーキー・バックスに敗れている。12度のオールスター選出、5度のアシスト王受賞を誇るポイントガードは、引退までに頂きへと昇り詰めることができるだろうか。
3位:エルジン・ベイラー(元レイカーズ)
往年の名フォワードが3位に入った。ベイラーは8度ファイナルの舞台に立ったが、うち7回は宿敵ボストン・セルティックスに敗れ優勝を阻まれている。彼が開幕1ヶ月で引退した1971-72シーズンにレイカーズは王座に輝き、球団は長年チームを支えたベイラーを称え、優勝リングを贈ったという。
2位:カール・マローン(元ジャズほか)
レギュラーシーズン通算で36928得点で歴代3位のマローン。5位のストックトンと繰り出すピック&ロールは驚異的な破壊力を見せ、他球団にとって厄介極まりない存在であっただろう。しかしマローンもジョーダン擁するブルズが大きな壁として立ちはだかり、優勝の夢は叶わなかった。
1位:チャールズ・バークリー(元サンズほか)
リストのトップに挙げられたのは、現在テレビ解説者としても活躍している“ご意見番”のバークリー。シクサーズ在籍時は2度カンファレンス・ファイナルに進出するも敗退し、1992-93シーズンからサンズへ移籍した。バークリーは初年度からサンズをファイナルに導いたが、この年3連覇目を飾ったブルズに2勝4敗で敗れている。
パワーフォワードとしては小柄な部類と言える196センチのバークリーだが、114キロの重量、そして巨体からは想像できないほどのスピード、跳躍力を活かし自身の背丈を優に超える選手たちを圧倒。そのプレーぶりには、“Flying Refrigerator(空飛ぶ冷蔵庫)”の異名が付けられた。
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