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75周年を迎えたNBAの2021-22シーズンも佳境を迎え、ゴールデンステイト・ウォリアーズとボストン・セルティックスがファイナルでの激闘を演じている。そんななか、現地メディア『ESPN』のケビン・ペルトン氏は、歴代NBAファイナルの各試合で活躍した選手を振り返る記事を投稿した。
ペルトン氏はファイナルのGAME2に絞り、第2戦で活躍した5つのポジションの選手と、そこに惜しくも漏れた6人目の選手(シックスマン)の計6名を選出。大舞台で活躍した選手たちで構成された『オールタイムGAME2チーム』として紹介している。
ファイナル第2戦で躍動した選手たちは以下の通りだ。
※()は当時の在籍チーム
■ポイントガード:マジック・ジョンソン(レイカーズ)
【1987年】ロサンゼルス・レイカーズ vs ボストン・セルティックス
主なスタッツ:22得点20アシスト3スティール
■シューティングガード:マイケル・ジョーダン(ブルズ)
【1991年】シカゴ・ブルズ vs ロサンゼルス・レイカーズ
主なスタッツ:33得点7リバウンド13アシスト、フィールドゴールは18本中15本成功
■スモールフォワード:ケビン・デュラント(ウォリアーズ)
【2017年】ゴールデンステイト・ウォリアーズ vs クリーブランド・キャバリアーズ
主なスタッツ:33得点13リバウンド6アシスト5ブロック
■パワーフォワード:チャールズ・バークレー(サンズ)
【1993年】フェニックス・サンズ vs シカゴ・ブルズ
主なスタッツ:42得点13リバウンド
■センター:ビル・ラッセル(セルティックス)
【1965年】ボストン・セルティックス vs ロサンゼルス・レイカーズ
主なスタッツ:23得点25リバウンド10アシスト
■シックスマン:シャキール・オニール(レイカーズ)
【2002年】ロサンゼルス・レイカーズ vs ニュージャージー・ネッツ(現ブルックリン・ネッツ)
主なスタッツ:40得点12リバウンド8アシスト、フリースローは14本中12本成功
マジックは、1987年のファイナルで前年王者でありライバルチームのセルティックスを相手に圧巻のパフォーマンスを発揮する。ファイナルの歴史で唯一となるアシストを含む20-20を達成し、レイカーズが前半だけで75-56と圧倒。2連勝したレイカーズは、4-2で名門対決に勝利した。
1991年、初のファイナルへ進出したブルズは、第1戦をわずか2点差で落としてしまう。それでも、この第2戦でジョーダンは驚異のシュート成功率で得点を重ねると、アシストも量産。シリーズをタイに戻したブルズは4連勝を飾り、初のリーグ制覇を成し遂げた。
2017年のファイナルでは、悲願の初優勝へ向けてデュラントが躍動する。レブロン・ジェームズがトリプルダブルを記録するなか、デュラントは攻防両面で存在感を発揮し、132-113で快勝。2連勝でリードしたウォリアーズが、最後は4-1でキャブズとのライバル対決を制した。
1993年にキャリア唯一のファイナル進出を果たしたバークレーは、第2戦で42得点13リバウンドと躍動。しかし、マイケル・ジョーダンに42得点12リバウンド9アシストと同等以上の活躍を許し、サンズはホームで第1戦、第2戦と連敗した初めてのチームになってしまう。その後、第3戦、第5戦で勝利したサンズだったが、最後は第6戦で力尽き、ブルズに3連覇を許した。
通算11度のチャンピオンに輝いたラッセルは1965年、ファイナル史上唯一の20-20-10を記録する。129-123で接戦を制し、ホームで2連勝としたセルティックスが4勝1敗でレイカーズを退け、見事7連覇を達成した。
2002年にブルズ以来の3連覇を成し遂げるシャックは、第2戦でも驚異的なスタッツを残した。しかし、その中でも注目すべき点は、フリースロー成功率だ。ネッツは故意にファウルゲームを仕掛けるハック・ア・シャック戦法に出るも、シャックは唯一の弱点とも呼べるフリースローを約86パーセントと高確率で沈めて見せた。
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