2022.06.10

対談番組に出演したビールにサプライズ…優勝を争うテイタムから感謝のメッセージ

東京五輪ではともにメンバー入りしたビール(左)とテイタム(右)[写真]=Getty Images
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 今シーズンもいよいよ佳境を迎え、大きな盛り上がりを見せているNBAファイナル。6月11日(現地時間10日)に行われる第4戦を前に、ジェイソン・テイタム率いるボストン・セルティックスはゴールデンステイト・ウォリアーズを相手に2-1とリードしている。

 今プレーオフに入ってからというものの、1試合平均26.3得点6.5リバウンド6.2リバウンドと高水準のプレーを継続しているテイタム。2017年に3位指名でセルティックスに入団後、名実ともにチームの顔となったが、彼がリーグ入りを果たす前から深い関係を築いているプレーヤーがいる。ワシントン・ウィザーズのブラッドリー・ビールだ。

 ともにミズーリ州出身の彼らは、幼少期から互いを知る仲。ビールがテイタムのベビーシッターを務めていた時期があったとも言われており、同時期ではないが、両名とも同州セントルイスのシャミネード高校に通ったという。その関係は現在も続いており、先日ビールが『Bleacher Report』の対談番組に出演した際、テイタムは”兄”と慕うビールに感謝のメッセージを送った。

「あなたがいなかったら、今の私はいないでしょう。あなたは十分な評価を得ていないように思いますが、私はいつもあなたを素晴らしい人だと思っています。私の兄よ、感謝しています。愛以外の何物でもありません」

テイタムのメッセージはキャスターが準備したサプライズだったため、ビールはどこか気恥ずかしい様子。「僕はこの男が大好きさ。シュールだね。この言葉は彼の優れた人格を物語っていると思うし、彼らしいと感じるよ」と、頂点をかけた戦いに身を投じている”弟”について語っている。

 次戦もホームのTDガーデンでウォリアーズを迎え撃つセルティックス。引き続きテイタムにはチームをけん引する働きが求められるが、ホームの熱烈なファンとビールという心強い味方を背に、優勝に王手をかける1勝をつかみ取りたい。

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