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ギャリー・トレントJr.がブレイザーズ時代の“先輩”リラードがいるバックスへ移籍

シュート力が持ち味のトレントJr.[写真]=Getty Images
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 7月17日(現地時間16日、日付は以下同)。制限なしフリーエージェント(FA)のギャリー・トレントJr.が、ミルウォーキー・バックスとの1年契約に合意したと『ESPN』が報じた。

 これはトレントJr.の代理人を務める『Klutch Sports』のリッチ・ポール、ルーカス・ニュートンが同メディアのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者へ伝えたことで分かった。

 昨シーズン。バックスはイースタン・カンファレンス3位の49勝33敗でレギュラーシーズンを終えるも、「NBAプレーオフ2024」では主力のケガに泣き、第6シードのインディアナ・ペイサーズ相手に2勝4敗でファーストラウンド敗退。

 今夏のFA戦線で、バックスはガードのデロン・ライト、フォワードのトーリアン・プリンスと契約を結んだ一方で、先発シューティングガードのマリーク・ビーズリーがデトロイト・ピストンズへ移籍。ビーズリーは79試合の出場で平均29.6分11.3得点3.7リバウンド1.4アシストに3ポイントシュート成功率41.3パーセントを残し、平均2.8本も沈めていた。

 今回契約合意と報じられたトレントJr.は、196センチ94キロのウイングプレーヤー。キャリア6年目の昨シーズンはトロント・ラプターズで71試合へ出場し、平均28.1分13.7得点2.6リバウンド1.7アシスト1.1スティールに3ポイント成功率39.3パーセント(平均2.5本成功)をマーク。

 25歳のトレントJr.が加入することで、アウトサイドからの攻撃面でビーズリー退団の穴を十分カバーすることができるだろう。

 『SportsNet』によると、トレントJr.がバックスと結んだ契約は最低保証額の約260万ドル(約4億300万円)。もっといい条件のオファーを手にするチャンスもあったのだが、バックスでチャンピオンシップ獲得争いへ参戦できること、そしてポートランド・トレイルブレイザーズ時代のチームメート、デイミアン・リラードと再び一緒にプレーすることを選んだと報じている。

 今シーズンのバックスは、リラード、クリス・ミドルトン、プリンス、ヤニス・アデトクンボブルック・ロペスが予想スターターで、ライトやトレントJr.、パット・カナトン、ボビー・ポーティスらがベンチに控えている。

 ミドルトンはオフシーズンに両足首の関節鏡視下手術を受けたため、現在は回復させているところなのだが、開幕には間に合う見込みと18日に『ESPN』が報じているため、ベストメンバーで新シーズンを迎えることができそうだ。

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