2023.06.21
12月9日(現地時間8日)、NBAでは各地で13試合が行われ、オクラホマシティー・サンダーはトロント・ラプターズとアウェーで対戦した。
立ち上がりにジョシュ・ギディーらのアタックでリードを獲得したサンダーだったが、パスカル・シアカム、スコッティ・バーンズにインサイドで得点を許すと、次第に流れが相手に傾くことに。シェイ・ギルジャス・アレクサンダーらのドライブで勢いを取り戻したいサンダーだが、ギャリー・トレントJr.とイザック・ボンガの連続3ポイントシュートで点差を広げられ、26-36で第1クォーターを終えた。
第2クォーターでは相手のバーンズやトレントJr.のオフェンスに手を焼くが、10点のビハインドを背負うサンダーはギディー、ルーゲンツ・ドートらが外角のシュートを積極的に放ち、点差を縮めていく。中盤には一時3点差まで追い上げたものの、シアカム、トレントJr.に立て続けに3ポイントシュートを沈められ、逆転は叶わず54-64でハーフタイムへ。
なんとか追いつきたいサンダーは、第3クォーターではギルジャス・アレクサンダーのレイアップを皮切りにダリアス・ベイズリーらが連続でスコアし、流れを引き寄せることに成功。その後、トレントJr.らの高い得点能力に再三苦しめられたサンダーだが、ベイズリーが3ポイントシュート、ダンクでチームを鼓舞し、ついにギルジャス・アレクサンダーのフリースローで逆転。さらにサンダーはそこからも攻撃の手を緩めず、87-76でこのクォーターを終えた。
2ケタのリードを得て迎えた第4クォーターだが、フレッド・バンブリートのアウトサイドシュートなどを起点に攻めるラプターズに対し、サンダーは後手に回って追い上げを許すことに。相手の流れのまま迎えた終盤には、ラプターズに一気に攻め立てられて逆転されてしまったサンダーだが、残り9.4秒にマイク・マスカーラが値千金の3ポイントシュートをヒット。これで1点リードとなったサンダーは、そのまま逃げ切り110-109で激戦に終止符を打った。
サンダーはギルジャス・アレクサンダーが26得点と両軍トップの成績をマーク。次いでドートが22得点、ベイズリーが15得点とそれぞれ好成績を残した。対するラプターズはトレントJr.が24得点、シアカムが23得点11リバウンドと、攻守にわたって相手を苦しめた。また、渡邊雄太はベンチスタートながら、ベンチメンバー最長の18分の出場で4得点3アシストを記録。惜しくも勝利とはならなかったが、献身的な働きを見せた。
■試合結果
トロント・ラプターズ 109-110 オクラホマシティー・サンダー
TOR|36|28|12|33|=109
PKC|26|28|33|23|=110
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