20時間前

ナゲッツに新加入したウェストブルック…背番号「0」は現着用者のブラウンが譲らず

長年にわたって背番号「0」を着用しているウェストブルック[写真]=Getty Images
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 ベテランポイントガードのラッセル・ウェストブルックをチームに迎え、2シーズンぶりのリーグ優勝に期待が高まるデンバー・ナゲッツニコラ・ヨキッチジャマール・マレーマイケル・ポーターJr.ら、優勝時からの主力メンバーは健在であり、今シーズンも優勝の有力候補と言えるだろう。

 キャリアの大部分を背番号「0」とともに過ごしてきたウェストブルックだが、すでにナゲッツではウイングのクリスチャン・ブラウンが着用していたため、チームを経由して本人に背番号の変更をリクエストしていた模様。だが、現地メディア『DNVR Sports』のハリソン・ウインド氏によると、そのお願いは断られてしまったようだ。

 同氏の情報によると、ブラウンは背番号の変更を了承せず、2024-25シーズンも「0」を背負ってプレーする意向を示している。そのため、ウェストブルックはワシントン・ウィザーズ時代に着用していた「4」を望み、昨シーズンに同番号を付けていたリーグ2年目のハンター・タイソンは番号を「5」に変更する。

 ブラウンはリーグデビューを飾った2022-23シーズンからローテーションの一角を務め、チームの優勝に貢献。昨シーズンは休みなくリーグ戦全82試合に出場し、平均20.2分の出場時間で同7.3得点3.7得点1.6アシストをマークしており、今シーズンもヨキッチら主力の脇を固める人材として起用される見込みだ。

 名ナゲッツのマイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)は「マレーのバックアップとなれる存在」とウェストブルックの加入時に言及していたため、9度のオールスター選出を誇るベテランガードはセカンドユニットでも登場すると考えられる。

 ブラウンはプロ入り後に高校時代に着用していた背番号を復活させていたため、「0」を背負うことに特別な意味を感じているのだろう。ベンチからともに投入されるケースが想定されるブラウンとウェストブルックだが、互いの想いを尊重しながら仲を深めてもらいたいところだ。

背番号「0」に誇りを持つブラウン(左)とウェストブルック(右)[写真]=Getty Images

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