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昨季ネッツで平均9.7得点を残したロニー・ウォーカー四世がセルティックスと契約合意

昨季ネッツでプレーしていたウォーカー四世[写真]=Getty Images
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 8月29日(現地時間28日、日付は以下同)。フリーエージェント(FA)のロニー・ウォーカー四世が、ボストン・セルティックスとの1年契約に合意したと『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じた。

 193センチ92キロのウォーカー四世は、NBAキャリア6年を誇る25歳のウイングプレーヤー。昨シーズンはブルックリン・ネッツで58試合へ出場し、平均17.4分9.7得点2.2リバウンド1.3アシストに3ポイントシュート成功率38.4パーセント(平均1.8本成功)をマーク。

 昨シーズンに球団史上18度目のNBAチャンピオンとなったセルティックスは、ドリュー・ホリデーデリック・ホワイトジェイレン・ブラウンジェイソン・テイタムアル・ホーフォードという強固な先発陣を形成している。

 クリスタプス・ポルジンギスこそケガのため開幕に出遅れる見込みながら、ベンチにもペイトン・プリチャードやサム・ハウザー、ジェイデン・スプリンガー、ゼイビア・ティルマン、ルーク・コーネットが控えているのだが、ウイングにウォーカー四世が加われば選手層がさらに厚みを増すことになる。

 もっとも、ウォジナロスキー記者の報道から約18分後、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者はウォーカー四世が合意した契約の詳細がエグジビット10契約だと報じた。

 このエグジビット10は無保証かつ最低年俸の契約で、レギュラーシーズン開幕までに2ウェイ契約へ切り替えることが可能となる。キャリア6年の実績を持つ男でも本契約ではなく、NBA生き残りをかけてエグジビット10契約でチャンピオンチームへ加入するのだから、リーグ内におけるウイングポジションの激しさを物語っていると言えるだろう。

 セルティックスはデンバー・ナゲッツとの「NBAアブダビゲームズ2024」が10月5、7日に控えているため、9月25日にメディアデー、翌26日にトレーニングキャンプがスタートする。

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