2023.04.20

八村塁、2試合連続20得点以上の活躍…レイカーズは敵地で連勝ならず

プレーオフに入り、2試合連続で20得点以上を挙げた八村塁 [写真]=Getty Images
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 4月20日(現地時間19日)にフェデックス・フォーラムで「NBAプレーオフ2023」のウェスタン・カンファレンス1回戦が行われ、八村塁所属のロサンゼルス・レイカーズメンフィス・グリズリーズとの第2戦に臨んだ。

 レイカーズは勝利した第1戦と同様、ディアンジェロ・ラッセルオースティン・リーブスレブロン・ジェームズジャレッド・バンダービルトアンソニー・デイビスの5人が先発出場。一方のグリズリーズはエースのジャ・モラントが負傷のため欠場し、タイアス・ジョーンズがスターティングファイブに名を連ねた。

 レブロンの3ポイントシュートで幕開けした第1クォーターは序盤こそ接戦だったものの、開始4分38秒からゼイビアー・ティルマンとジョーンズに4連続得点を献上。八村が3ポイントなどで5得点を挙げたが、19-30と11点のビハインドを背負った。

 グリズリーズの好ディフェンスを前に、第2クォーターも追いかける展開。レブロンとデイビスの得点で一時1ケタ点差まで詰め寄り、八村やリーブスもフリースローなどで加点したが、44-59で試合を折り返した。前半終了時点でレブロンがチーム最多12得点をマーク。八村が9得点で続き、デイビスはフィールドゴール9本中1本の成功と苦しみながら5ブロックとディフェンスで貢献した。

チーム最多得点を挙げたレブロン・ジェームズ [写真]=Getty Images

 開始1分47秒に20点差まで広げられた第3クォーターは、レブロンを中心とした先発5人で猛追した。56-69で迎えた残り5分24秒からは八村もコートに立つと、2本目の3ポイントを沈めれば、インサイドでも加点して得点を早くも20点に。71-83と12点差で最後の12分間に突入した。

 第4クォーターも決めては決め返される時間帯が続き、試合終了残り5分38秒にラッセルの得点で82-91。同4分37秒にデイビスがダンクを決めると、同3分48秒に八村のアシストからレブロンがレイアップを沈めて6点差まで詰め寄った。それでも、最後までグリズリーズを捉えることができず、93-103で敗戦。1勝1敗でホームのクリプトドットコム・アリーナに戻る。
 
 レイカーズはレブロンがチーム最多28得点を挙げたほか、第1戦で29得点の八村は32分の出場で20得点に2アシスト5リバウンドと2試合連続で活躍。ラッセルが11本中2本成功、デイビスが14本中4本成功と、フィールドゴールが不調だった。

■試合結果
メンフィス・グリズリーズ 103-93 ロサンゼルス・レイカーズ
MEM|30|29|24|20|=103
LAL|19|25|27|22|=93

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