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攻守で奮起しチームの連勝に貢献したネブラスカ大の富永[写真]=Getty Images
12月18日（現地時間17日、日付は以下同）にNCAAディビジョン1の公式戦が行われ、バスケットボール男子日本代表の富永啓生が所属するネブラスカ大学が、敵地でカンザス州立大学と対戦した。
この日も先発に名を連ねた富永は、試合序盤から持ち前の豊富な運動量でコートを駆け回り、最初の5分間で立て続けに3アシスト2スティール1リバウンドを記録。その後、リードが入れ替わる試合展開の中でなかなかシュートのリズムをつかめずにいたが、前半残り6分と前半終了間際に2本の3ポイントを沈めた。
31－34と3点のリードを許して迎えた後半、富永は前半に続きシュートに苦戦するが、スティールとリバウンドを重ね守備面で躍動。ネブラスカ大は後半開始3分に逆転に成功してからは一度もリードを許すことなく、最後は62－46でカンザス州立大学を破り、2連勝を達成した。
約26分にわたり出場した富永は、3ポイントシュート9本中3本成功の9得点に3リバウンド4アシスト5スティールを記録した。2ポイントを含むフィールドゴール成功率は27.3パーセントと伸び悩んだものの、今シーズン自己最多となるアシストとスティールでチームの勝利に貢献した。今シーズンの1試合平均は14.0得点、3ポイント成功率は35.6パーセントとなっている。
この試合で9勝2敗となったネブラスカ大。次戦は12月21日にホームでノースダコタ大学を迎え撃つ。
