2023.12.07

『FIBAアジアカップ2025』の開催地がサウジアラビアに決定…男子日本代表は来年2月から予選

日本代表vsグアム代表のメンバー
バスケットボール男子日本代表の河村勇輝[写真]=伊藤大允
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 FIBA(国際バスケットボール連盟)は12月7日、『FIBAアジアカップ2025』の開催地がサウジアラビアに決まったと発表した。

 同大会がサウジアラビアで開催されるのは、日本が準優勝した1997年大会以来、28年ぶり2度目。FIBA公式サイトによると、サウジアラビアバスケットボール連盟のハッサン・タシュカンディ会長は「アジアカップのような権威あるスポーツイベントを開催することで、サウジのスポーツ界を発展させ、バスケにおいてもサウジの野心を示す機会になると強く信じています」とコメントしたという。

 なお、今年9月に同大会の出場国を決める予選の組み合わせ抽選会が行われ、24チームを6グループに組分け。日本代表(FIBAランキング26位)は、中国代表(同29位)、グアム代表(同76位)、モンゴル代表(同100位)と同じグループCに入った。

 予選は2024年2月から始まり、ホームとアウェーの両方でWindow1からWindow3までを戦う。各グループの上位2チームにアジアカップの出場権が与えられ、グループ3位の計6チームはプレーオフを行い、合計16チームが大会本戦に出場する。

 前回の2022年大会は、渡邊雄太(フェニックス・サンズ)や河村勇輝横浜ビー・コルセアーズ)、富永啓生(ネブラスカ大学)など、今夏のワールドカップで活躍したメンバーが名を連ねていた日本フィリピン代表(同38位)との準々決勝進出決定戦を制し、次戦ではオーストラリア代表(同4位)に挑むも、85-99で惜しくもベスト8敗退となった。

■「FIBAアジアカップ2025」予選 出場国一覧

▼グループA
タイ(91位)
オーストラリア(4位)
韓国(51位)
インドネシア(74位)

▼グループB
チャイニーズ・タイペイ(78位)
香港(119位)
フィリピン(38位)
ニュージーランド(21位)

▼グループC
中国(29位)
グアム(76位)
日本(26位)
モンゴル(100位)

▼グループD
イラク(90位)
ヨルダン(32位)
パレスチナ(97位)
サウジアラビア(66位)

▼グループE
イラン(27位)
カザフスタン(68位)
インド(81位)
カタール(104位)

▼グループF
バーレーン(69位)
シリア(71位)
レバノン(28位)
アラブ首長国連邦(103位)

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