2023.12.27

バスケ男子日本代表が国内で再始動へ…2月に有明でアジアカップ予選2試合開催

バスケットボール男子日本代表の河村勇輝 [写真]=Getty Images
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 日本バスケットボール協会は12月27日、来年2月に有明コロシアムで「FIBAアジアカップ2025」の予選2試合を開催することを発表した。

 同予選でグループCに配置された男子日本代表は、2月22日にグアム代表、同25日に中国代表と対戦。試合時間などの詳細については明らかになっていないが、いずれも有明コロシアム(東京都江東区)で開催されることになった。

 予選は2024年2月から始まり、ホームとアウェーの両方でWindow1からWindow3までを戦う。各グループの上位2チームにアジアカップの出場権が与えられ、グループ3位の計6チームはプレーオフを行い、合計16チームが大会本戦に出場する。本大会はサウジアラビアで開催される。

 日本代表は、9月10日に更新された最新のFIBAランキングで26位。同グループの中国代表は29位、グアム代表は76位、モンゴル代表は100位につけている。夏に開催された「2023年FIBAバスケットボール・ワールドカップ」で目覚ましい躍進を見せてランクを上げた日本代表は、オーストラリア(4位)とニュージーランド(21位)に次いでアジアカップ参加国の中で3番目の上位国となっている。

 前回の2022年大会は、渡邊雄太(フェニックス・サンズ)や河村勇輝横浜ビー・コルセアーズ)、富永啓生(ネブラスカ大学)など、ワールドカップで活躍したメンバーが名を連ねていた日本。フィリピン代表(FIBAランキング38位)との準々決勝進出決定戦を制し、次戦ではオーストラリア代表に敗れベスト8敗退となった。

 チケット販売を含めたアジアカップ予選の開催概要については順次発表される。

■FIBAアジアカップ2025 予選 -Window1-
2024年2月22日(木) 日本代表 vs グアム代表
2024年2月25日(日) 日本代表 vs 中国代表
いずれも有明コロシアムで開催

■「FIBAアジアカップ2025」予選 出場国一覧
・グループA
タイ(91)
オーストラリア(4)
韓国(51)
インドネシア(74)

・グループB
チャイニーズ・タイペイ(78)
香港(119)
フィリピン(38)
ニュージーランド(21)

・グループC
中国(29)
グアム(76)
日本(26)
モンゴル(100)

・グループD
イラク(90)
ヨルダン(32)
パレスチナ(97)
サウジアラビア(68)

・グループE
イラン(27)
カザフスタン(68)
インド(81)
カタール(104)

・グループF
ブルネイ・ダルサラーム(145)
シリア(71)
レバノン(28)
アラブ首長国連邦(103)

※カッコ内は2023年9月20日時点でのFIBAランキング

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