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1月1日(現地時間12月31日)。WNBAのラスベガス・エーセズは、新たなヘッドコーチ(HC)としてベッキー・ハモンが就任したことを発表した。
ニッキー・ファーガス社長は「私たちはベッキーがエーセズというフランチャイズにヘッドコーチとして戻ってきたことを非常にうれしく思います。彼女がバスケットボールで選手とコーチの両方で成功を収めていることは前例のないもので、彼女は自身が可能な限りベストでありたいという強い欲望に支えられています。私たちにはWNBAで最も才能に恵まれたロースターがそろっていますので、ベッキーはこのチームを導くうえで最もふさわしい人物です」とリリースの中でコメントを残している。
𝗢𝗙𝗙𝗜𝗖𝗜𝗔𝗟: The new head coach of the Las Vegas Aces, @BeckyHammon!#ALLIN ♦️♠️ pic.twitter.com/3WHe0lMAQF
— Las Vegas Aces (@LVAces) December 31, 2021
ハモンはガードとして現役時代にニューヨーク・リバティとサンアントニオ・シルバースターズで計16シーズンをプレー。オールスターに6度選ばれ、キャリア平均13.0得点2.5リバウンド3.8アシスト1.1スティールを記録。
引退後はNBAサンアントニオ・スパーズでグレッグ・ポポヴィッチHCの下でアシスタントコーチ(AC)を務めており、今季で就任8シーズン目。ここ数年は指揮官のスポットが空くとほぼ毎回候補に挙がるほど注目を浴びていた。
だがハモンは18年からサンアントニオ・スターズからラスベガス・エーセズへとチーム名を変えた古巣で指揮を執ることを決断。
「WNBAに復帰することがとても楽しみです。マーク・デイビス(オーナー)とニッキー・ファーガス(社長)がエーセズを引っ張っていくビジョンをもちかけてくれたことに感謝しています」とハモンはコメントを残しており、さらに「私はここからやってきました。Wなしに、今の私にはなっていなかったでしょう。女性たちの次なるグループを導いていくことをうれしく思います」と話している。
ハモンは18年にエーセズとなってから昨年まで指揮官を務めてきたビル・レインビア(元デトロイト・ピストンズほか)に代わって、22年のシーズンにエーセズの指揮を執ることとなる。
なお、『The Athletic』によると、ハモンは今シーズンが終わるまでスパーズのACを務める予定。今季がスパーズにおけるラストシーズンとなった。