2016.11.17

連勝で勢いづく大阪は外国人2人が好調、滋賀は新加入の並里に期待

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 バイウィーク明けの初戦、大阪エヴェッサはサンエイワーク住吉スポーツセンターに滋賀レイクスターズを迎える。

 前節は、アウェイで琉球ゴールデンキングスを撃破。7勝7敗で並んだだけでなく、桶谷大ヘッドコーチがかつて率いた古巣に対して意地を見せた格好だ。外国人2枚看板が内外で得点を量産し、日本人選手もよく得点に絡んだ。特に、2戦目で根来新之助の欠場をものともせず86得点を挙げたのは大きな収穫だ。

 ヒーローを1人挙げるならば、エグゼビア・ギブソンだろう。1戦目は30得点、2戦目は残り1秒を切ったところで値千金の逆転シュートを決めた。元NBA選手のジョシュ・ハレルソンにも引けを取らないオールラウンドな能力を遺憾なく発揮している。

 滋賀としては、ギブソンとハレルソンが同時出場するクォーターでいかに踏ん張れるか。恐らく両チームとも外国人枠を1に設定する第2、第3クォーターでファイ・サンバが存在感を示せるかという点も重要になる。

 そして、何といっても今節一番のトピックは並里成。その創造性溢れるプレーは、滋賀にとって大きなプラスアルファだ。古巣でもある大阪はチームが前回連敗した相手。並里が闘志を燃やす要素は十分にある。

文=吉川哲彦

BASKETBALLKING VIDEO