2025.08.10

【U18日清食品トップリーグ2025】桜花学園「ディフェンスから走るバスケで優勝を狙う」

インハイを4年ぶりに制して今大会でも2度目の優勝を目指す桜花学園 [写真]=佐々木啓次
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 U18世代の育成・強化の充実を目的に2022年から開催されている「U18日清食品トップリーグ」。今年度は8月23日から11月16日までの期間に開催され、女子はインターハイを4年ぶりに制した桜花学園高校(愛知県)や大会2連覇中の京都精華学園高校(京都府)、高校女子バスケ界の強豪・岐阜女子高校(岐阜県)に加え、インターハイ準優勝の日本航空高校北海道も初めて参戦する。大会のスタートを前に出場チームにアンケートを実施し、その回答をもとに大会への意気込みや目標などを紹介する。

どこが相手でも桜花らしいバスケで戦う

 桜花学園高等学校(愛知県)は4年連続4回目の出場。白慶花ヘッドコーチは「今年も参加できてうれしいです。挑戦を楽しみながら、桜花学園らしいバスケで一戦一戦全力で戦います」と意気込みを語る。試合を通じてチームの強化と選手の育成を図り、ディフェンスからのブレイクを武器に戦う構えだ。2年生の勝部璃子には攻守に守においてチームを引っ張る活躍に期待のほか、濱田ななの、山田桜来、イシボ ディバインといった3年生のリーダーシップと力強いプレーがチーム浮上の鍵を握る。「7チーム全てを意識しており、どこが相手でも桜花学園らしいバスケで戦いたい」と語った。

 キャプテンの濱田ななのは「全国の強豪チームと戦える貴重な機会をいただいたことに感謝し、1試合1試合を大切に全力で挑みたい」と決意を述べる。持ち味であるディフェンスからのブレイクで走るバスケを展開し、キャプテンとしてコート内外で声をかけながらチームを引っ張る構えだ。「音響や雰囲気がインターハイやウインターカップとは違うところも楽しみ。この機会を全員で楽しみ、桜花一丸で優勝を目指す」と意気込み、意識する相手には「京都精華高校。インターハイで対戦できず、昨年も敗れているのでリベンジしたい」と挙げた。

【U18日清食品トップリーグ過去の成績】
2024年:3位(4勝3敗)
2023年:準優勝(6勝1敗)
2022年:優勝(7勝0敗)

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