2022.07.11

3x3アジア杯、男子はオーストラリアが3連覇…保岡龍斗が躍動した日本はベスト8

「FIBA 3x3アジアカップ2022」はオーストラリア(中央)の優勝で幕を閉じた[写真]=fiba.com
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 7月6日から10日にかけて「FIBA 3x3アジアカップ2022」がシンガポールにて開催された。

 3x3アジアカップでは、12チームが4グループに分かれ、1回戦総当たりの予選ラウンドを行い、各グループ上位2チームが決勝トーナメントに進出する。しかし、参加希望チームが12チームを越えたため、予選ラウンド参加のための「予備予選」を実施することとなった。

 この予備予選から参加となった3x3男子日本代表は、佐土原遼広島ドラゴンフライズ)、保岡龍斗秋田ノーザンハピネッツ/SAITAMA ALPHAS)、小松昌弘(TOKYO DIME.EXE)、落合知也越谷アルファーズ/ALPHAS.EXE)の4名で大会に臨んだ。

 日本は2ポイントシュートが好調な保岡が得点をけん引し、予備予選でマレーシアとイラクに快勝。さらに予選ラウンドでもウズベキスタンとチャイニーズ・タイペイに大差をつけて勝利すると、いずれの試合でも21得点を奪い、ノックアウト勝利で4連勝を飾った。

 グループDの1位となり、決勝トーナメントへ進出した日本は、グループBの2位となったニュージーランドと準々決勝で対戦。序盤は日本がリードするも、その後は接戦となると、試合の主導権は徐々にニュージーランドに。

 追いかける日本は、試合終了間際に落合の同点を狙った2ポイントが外れ、14-16で惜敗した。保岡が4本の2ポイントを沈めて8得点、落合が6得点を挙げたが、日本はベスト8で大会を終えた。

全5試合で平均8.2得点をマークし、日本の得点源として躍動した保岡[写真]=fiba.com

 日本を下したニュージーランドは決勝でオーストラリアと対戦するも、17-21で敗れて銀メダルを獲得。一方のオーストラリアは3大会連続3回目となる優勝を飾った。また、3位決定戦では中国が20-18でフィリピンとの接戦を制し、銅メダルに輝いた。

 今大会の最終順位は以下のとおり。

■男子最終順位
金メダル:オーストラリア
銀メダル:ニュージーランド
銅メダル:中国
4位:フィリピン
5位:モンゴル
6位:日本
7位:韓国
8位:チャイニーズ・タイペイ
9位:シンガポール
10位:インド
11位:カタール
12位:ウズベキスタン
13位:イラン
14位:トルクメニスタン
15位:カザフスタン
16位:ベトナム
17位:インドネシア
18位:マレーシア
19位:スリランカ
20位:サウジアラビア
21位:グアム
22位:タイ
23位:ヨルダン
24位:キルギス
25位:パプアニューギニア
26位:イラク
27位:トンガ
28位:クウェート
29位:パレスチナ
30位:シリア

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