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3人制バスケットボールの国内最高峰リーグ「3x3 PREMIER.EXE(スリーバイスリー プレミア ドット エグゼ)」に2017年シーズンより参入した、ガレッジセール・ゴリがオーナーを務め、沖縄を拠点にするプロチーム「OKINAWA72.EXE(オキナワ セブンティトゥードットエグゼ)」。11月11日、同チームの来シーズンに向けたトライアウトを兼ねたトーナメント大会「OKINAWA72.EXE presents CHANCE!」を、12月より3カ月連続で沖縄県内で開催することを発表した。
2017年シーズン、OKINAWA72.EXEは新規参入チームとして唯一、プレーオフに進出する活躍を見せ、オーナーのゴリも初シーズンとしていいスタートが切れたと高く評価。さらにゴリは、来シーズンはより沖縄愛に溢れたチームの強化を目指すだけでなく、3x3と同チームの魅力を発信するという、大会の意義を説明した。
「OKINAWA72.EXE presents CHANCE!」は、12月17日の1回目大会を皮切りに2018年2月まで、毎月1回、合計3回開催される。沖縄県内にとどまらず、県外のバスケットボールプレーヤーを沖縄に集め、賞金をかけて各回8チームがトーナメント形式で戦う。ゴリは「(OKINAWA72.EXEの)チームに入りたい、チームを盛りあげ、全国、世界に発信したいという方、ぜひ参加してもらいたいです」と、大会への参加を呼び掛けた。
発表の場にはゴリのほか、所属選手のブランドン、島袋覚、テレンス・テレール、上江田真も登場し、それぞれの視点で3x3の魅力を語った。ゴリはとにかく“オシャレ”と一言。会場で流れる音楽や観客のファッション、観戦スタイルがオシャレだとアピール。さらに攻守の入れ替わりが早く、会場のオシャレな雰囲気との相乗効果で、飽きない試合展開が楽しめるエンターテインメント性の高さが魅力だと話した。
ブランドンは3x3独特のルールで、10分の試合時間内で21点を先取すると勝ちが決まるノックアウト制を取りあげ、「外から得点を重ねることで、身長が小さい選手も大きい選手に対抗できるノックアウト制を狙って結果がついてきました。小さい選手が勝てない舞台ではない」と、選手ならではの視点で魅力を説明。島袋は観客との距離の近さを挙げ「5人制のバスケットボールよりもっと身近に感じられ、音楽がかかっているのでいいプレーが出るとすぐに盛りあがってくれ、スピード、音楽、近さが魅力です」と、会場の雰囲気を伝えた。
米軍基地内のバスケットボールチームや社会人クラブで活躍するテレールは、2017年シーズンに参加してフィジカルの部分で5人制とは違うと感じたようで、5人制とは別世界なことと、3x3の独自性を主張した。また、上江田は「選手と会場、お客さんの一体感がすごい。試合するのは2チームなんだけど、別のチームやそのファンも見てくれ、沖縄のチームを見たいと応援してくれる」と、5人制にはない3x3の会場の一体感が魅力だと話した。
2017年シーズンをとおして各選手とも、手応えと、優勝を逃した悔しさを感じている様子で、上江田は来シーズンに向け、「どうせやるなら一年目の選手で優勝したい」と、今季一緒に戦ったメンバーで再挑戦したいと意気込む。
ブランドンも「(選手の)枠が6人と決まっているので、選手としては正直来てほしくない(笑)、でもチームとしては新しい風が吹くのはいいことなのかな、と複雑です」と素直にコメント。それを受けゴリは「キャプテンのブランドンが複雑な気分だと聞いたので、今回の大会は中止です」とおどけて見せ、選手の不安をかき消すかのように、オーナーとして場を和ませた。
ゴリは今回の「OKINAWA72.EXE presents CHANCE!」について、「僕、中学、高校、サッカー部だったんです。その僕が面白いっていう大会です。めっちゃ説得力ありません? バスケに興味がない人でも初見で楽しめます。オシャレでカッコいい。スポーツとファッションが混ざってるんです」と笑いを交えながら、大会を見に来てほしいと呼び掛けた。
■イベントタイトル
OKINAWA72.EXE presents CHANCE!
■開催日時&場所 ※3回開催
・1回目大会
2017年12月17日(日)@沖縄アウトレットモールあしびなー
・2回目大会
2018年1月14日(日)@イオンモール沖縄ライカム
・3回目大会
2018年2月23日(金)@ミュージックタウン音市場
■参加者
沖縄県内バスケットボールプレーヤー
沖縄県外バスケットボールプレーヤー
米軍基地内バスケットボールプレーヤー
■クレジット
主催:株式会社よしもとエンタテイメント沖縄
■賞金
1位チーム:10万円
MVPボーラー:3万円