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3人制バスケットボール「3x3」のクラブチーム世界一決定戦「FIBA 3x3 World Tour Utsunomiya Opener 2022」が、5月13日〜15日に宇都宮二荒山神社参道およびバンバ市民広場にて開催された。
3x3世界最高峰の戦いが、2019年の開催以来3年ぶりにシーズン開幕戦として宇都宮市で開催された。今大会には東京オリンピックで金メダルを獲得したラトビア代表選手を擁する「RIGA/ラトビア」や、銅メダルを獲得したセルビア代表選手を擁する「LIMAN/セルビア」など、2022シーズンの参戦が認められたFIBAの3x3チームランキング上位チームが出場した。
今大会では日本から史上最多の4チームが出場。予選を戦う12チームの最後の1枠を争う「ワイルドカード枠」には、世界最大規模の3x3グローバルリーグ「3x3.EXE PREMIER」から、TOKYO DIME.EXE、SHINAGAWA CC WILDCATS.EXE、そしてリーグ登録選手から若手有望株を選出した3x3.EXE PREMIERユース選抜の3チームが出場すると、世界戦豊富なメンバーにバンビシャス奈良所属の藤高宗一郎を加えた布陣で臨むTOKYO DIMEが実力の差を見せつけ、ワイルドカード枠を勝ち取った。
また、地元宇都宮からは開催都市枠として参戦した「UTSUNOMIYA BREX.EXE」は、東京オリンピックで3位に輝いたセルビア代表が所属する強豪LIMAN、リトアニアのSAKIAIを相手に予選を戦ったが両試合ともあと一歩が届かず、悔しい予選敗退となった。
3チーム総当たり戦の予選を勝ち抜いた8チームがトーナメント方式で対戦。決勝のカードに決まったのは、予選を通して全試合ノックアウトで勝ち上がった「PRINCETON/アメリカ」と、予選でPRINCETONと同Poolで苦杯をなめさせられた「UB/セルビア」による再戦に。
リベンジを狙うUBは、東京オリンピック3位のセルビア代表メンバーのデヤン・マイストロビッチを中心に、出だしから全選手がバランスよく加点し、一進一退の展開となる。さらに、ストラヒニャ・ストヤビッチが連続得点を挙げると、ラストはPRINCETONのタフなディフェンスを前に2ポイントシュートを決め、22-16のノックアウトでUBを優勝に導いた。
また、 13日に行われたオープニングセレモニーでは、2023シーズンおよび2024シーズンにおいても宇都宮市を舞台に「Opener」を開催することが発表された。
今大会の最終順位は以下の通り。
■最終順位
1位:UB(ウーブ)/セルビア
2位:PRINCETON(プリンストン)/アメリカ
3位:ANTWERP(アントワープ)/ベルギー
4位:AMSTERDAM(アムステルダム)/オランダ
5位:LIMAN(リマン)/セルビア
6位:SAKIAI(シャケイ)/リトアニア
7位:RIGA(リーガ)/ラトビア
8位:VIENNA(ヴィエナ)/オーストリア
9位:UTSUNOMIYA(ウツノミヤ)/日本 ※UTSUNOMIYA BREX.EXE
10位:LAUSANNE(ローザンヌ)/スイス
11位:JEDDAH(ジェッダ)/サウジアラビア
12位:TOKYO(トウキョウ)/日本 ※TOKYO DIME.EXE
13位:SHINAGAWA(シナガワ)/日本 ※SHINAGAWA CC WILDCATS.EXE
14位:ASAKUSA(アサクサ)/日本 ※3x3.EXE PREMIER ユース選抜