2021.03.03

大阪エヴェッサ、悪性リンパ腫で療養していた天日謙作ヘッドコーチの復帰を発表

大阪の天日HCが病気療養から復帰[写真]=B.LEAGUE
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 大阪エヴェッサは3日、悪性リンパ腫のため療養していた天日謙作ヘッドコーチが復帰すると発表した。今日行われる信州ブレイブウォリアーズ戦から指揮を執るという。

 天日HCは大阪府出身で現在54歳。2005年から大阪の初代ヘッドコーチを務め、bjリーグ王者へ導いた。その後、芦屋大学や西宮ストークスを経て2019年に大阪へ復帰。昨シーズンは26勝15敗の成績を残したが、今年6月に悪性リンパ腫を発症。治療のため休養していたが、今年1月に治療が終了し、その後の経過観察も良好であることから、医師から復帰を認められたという。今後はホームアリーナ近郊での練習や試合に参加し、定期的な治療を行いながら活動範囲を広げていくとしている。

 天日HCはクラブ公式HPで「このリーグでコーチをさせていただけること、チームを応援していただいていることが、本当に有り難いことだと改めて感じました。サポートしてくださっている皆様に、とても感謝しています。チャンピオンシップを目指すチーム共々、引き続きご声援をよろしくお願いいたします」とコメント。

 同クラブの阿部達也ゼネラルマネージャーは「天日ヘッドコーチの長期療養からの復帰をとてもうれしく、また心強く思っています。しかしながら、定期的な通院治療との両立ということで、選手、スタッフ一同、感染対策をしっかりと実施するために、Bリーグのプロトコルの遵守はもちろん、天日ヘッドコーチのためのマニュアルを作成し、衛生面等の環境にも徹底した注意を図ってまいります」と話した。

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