2021.04.01

島根スサノオマジックはホームでリベンジを…白濱僚祐のディフェンスに期待

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

島根スサノオマジック vs 富山グラウジーズ(@松江市総合体育館)
第1戦:4月2日19時5分 第2戦:4月3日14時5分

 3月27日、28日に開催予定だった敵地での新潟アルビレックスBB戦が無念にも見送られ、前節は1週間ぶりの試合に臨んだ島根スサノオマジック。今節、中1日で松江市総合体育館に迎え撃つのは富山グラウジーズだ。

 富山とは今シーズン2度目の2連戦となり、前回アウェーで相まみえた第16節では連敗を喫した島根。その第1戦は最終スコア95-75、続く第2戦では101-79と大差をつけられ、B1トップの攻撃力を見せつけられた形となった。

 島根は第23節のシーホース三河戦で106失点、第24節の第1戦では信州ブレイブウォリアーズ相手に95失点と、ディフェンスに乱れが生じている印象。敗れはしたものの、宇都宮ブレックスの得点を連日70点台に留めて善戦した第26節、信州を60得点に抑えリベンジを果たした第24節の第2戦のように、富山撃破のガギは粘り強いディフェンスであることは間違いない。24日の試合で4試ぶりに復帰した白濱僚祐が、ディフェンスリーダーとなってチームを鼓舞できるか注目だ。

 西地区上位に勝率が離されている島根に対し、富山は熾烈なチャンピオンシップ出場権争いの真っただ中。島根戦後は最終節まで同じ東地区との対戦となるだけに、確実に連勝を収めておきたいところ。島根の注意すべき点は、富山より勝っているオフェンスリバウンド。リード・トラビス、ウィリアムス ニカらにセカンドチャンスを与えないことが、勝利への近道となるだろう。オフェンスでは前回の2連戦でベンチスタートながら計39得点をマークした宇都直輝の活躍に期待したい。

文=小沼克年

■ロスター
・島根(ヘッドコーチ代行:河合竜児)
後藤翔平
橋本尚明
山下泰弘
北川弘
ペリン・ビュフォード
リード・トラビス
阿部諒
杉浦佑成
白濱僚祐
小阪彰久
デモン・ブルックス
ウィリアムスニカ
神里和

・富山(ヘッドコーチ:浜口炎)
リチャード・ソロモン
山口祐希
飴谷由毅 ※特別指定
阿部友和
水戸健史
上澤俊喜 ※特別指定
宇都直輝
前田悟
松脇圭志
橋本晃佑
城宝匡史
ジュリアン・マブンガ
ジョシュア・スミス
岡田侑大

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