2022.03.01

【滋賀vs富山】指揮官と得点源の不在が予想される滋賀、インサイドの要・オマラの奮闘に期待

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

滋賀レイクスターズ vs 富山グラウジーズ(@ウカルちゃんアリーナ)
3月2日19時15分

 滋賀レイクスターズは2月26日に行われた三遠ネオフェニックス戦との第1戦を104-100で勝ち切った。新型コロナウイルスの影響で54日ぶりのリーグ戦となったことに加え、代表活動でルイス・ギルヘッドコーチとオヴィ・ソコが不在となったが、ディフェンスから素早いオフェンスへつなげ、大きな1勝をもぎ取った。

 一方、富山グラウジーズは2月5、6日開催の茨城ロボッツ戦で1勝1敗。ジュリアン・マブンガを欠き、代表活動でドワイト・ラモスが不在だったものの、第1戦では松井啓十郎が20得点、小野龍猛が10得点5アシストを挙げるなどベンチメンバーが活躍を見せた。だが、第2戦は20個のターンオーバーから35失点。2月2日の島根スサノオマジック戦もミスから失点を重ねているだけに、改善したいところだ。

 滋賀は1月22、23日に行われた第17節の富山戦で連敗。第1戦こそ速攻で食い下がったものの、第2戦はその起点となるインサイドの攻防で劣勢に立たされた。今節も指揮官とソコの不在が予想されるため、三遠戦で奮闘したショーン・オマラに期待したい。

 対する富山はジョンソンやジョシュア・スミスを軸に主導権を握りたいところ。相手の多彩なディフェンスの前にミスを犯さないようチームで落ち着いて対処することが必要だ。

文=大橋裕之

■ロスター
・滋賀(HC:ルイス・ギル)
オヴィ・ソコ
澁田怜音
小澤智将
今川友哲
柏倉哲平
キーファー・ラベナ
野本大智
星野京介 ※特別指定
トビンマーカス海舟 ※特別指定
ノヴァー・ガドソン
林翔太郎
ショーン・オマラ
森山修斗
川真田紘也

・富山(HC:浜口炎)
小野龍猛
山口祐希
飴谷由毅
ブライス・ジョンソン
阿部友和
水戸健史
上澤俊喜
宇都直輝
松井啓十郎
ドワイト・ラモス
ジュリアン・マブンガ
晴山ケビン
ジョシュア・スミス

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