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2月28日(現地時間27日、日付は以下同)にチェイス・センターで開催されたダラス・マーベリックスとゴールデンステイト・ウォリアーズによる一戦は、第3クォーター途中にホームのウォリアーズが21点をリード。第4クォーター残り9分59秒の時点でも、デイミオン・リーのレイアップが決まり、ウォリアーズが93-74と19点差をつけていた。
ところが、マブスはスペンサー・ディンウィディーのドライビング・レイアップを皮切りに猛追。残り3分21秒にドリアン・フィニー・スミスのティップショットで逆転すると、そのままリードを続けて最終スコア107-101で大逆転勝利。
勝利したマブスではルカ・ドンチッチがゲームハイの34得点に11リバウンド2スティール、ディンウィディーが24得点5アシスト、フィニー・スミスが14得点9リバウンド、レジー・ブロックが12得点2ブロック。「僕らは戦いを続けたかったんだ」と語ったディンウィディーは、最終クォーターだけで10得点を奪う貴重な働きを見せた。
一方のウォリアーズはステフィン・カリーが27得点10アシスト2スティール、アンドリュー・ウィギンズが18得点、ゲイリー・ペイトン2世が13得点3スティールを残すも、今季ホームゲームで第3クォーター終了時点でリードしていた試合で24勝2敗と無類の強さを誇っていたチームは崩壊。
「我々は勝負どころで自分たちのやり抜く力を持続できなかった。自分たちの流れを手放してしまった。『ドレイモンド(グリーン)とアンドレ(イグダーラ)が戻れば良くなるさ』とは言えない。誰がコートに出ていようとそれは関係ない。プレッシャーがかかる場面で、しっかりと遂行していかなければならない」。
スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は試合後にそう語り、大逆転負けを悔やんだ。それでも、指揮官は「実際はいい経験になった。プレーオフではこういうことが起こるし、ましてや本当にいいチームとの試合ではなおさらだ」と前を向いていた。
この試合でウォリアーズはグリーン、イグダーラに加えてクレイ・トンプソン、ジェームズ・ワイズマンが欠場。ベテラン陣が不足していたことは否定できないが、カーHCは決してそれを言い訳にはしなかった。
両チームは3月4日にマブスのホームで今季最終戦が組まれているだけに、ウォリアーズとしてはこの試合のリベンジを果たしたいところだ。
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