2022.02.26

復帰から1か月半が経過したトンプソン…ウォリアーズ指揮官が見据える出場時間は?

復帰して1か月半が経過したトンプソン[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 今年1月10日(現地時間9日、日付は以下同)に約2年半ぶりの復帰を飾ったクレイ・トンプソンゴールデンステイト・ウォリアーズ)は、2月25日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦で17試合目を終えた。

 オールスターブレイク後の初戦で、トンプソンは24分56秒プレーして18得点5リバウンド2アシストをマークして勝利に貢献。今季は平均25.2分17.1得点3.8リバウンド3.0アシストに3ポイント成功率38.5パーセント(平均2.9本成功)を残している。

 26日終了時点で、ウォリアーズはウェスタン・カンファレンス2位の43勝17敗。3シーズンぶりのプレーオフ返り咲きは濃厚で、そのプレーオフまで2か月を切っている。

 26日に『95.7 The Game』へ出演したスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は、トンプソンとステフィン・カリーのプレーオフにおけるプレータイムの計画を口にしていた。

「我々はクレイとステフについては34(分間)と計画を立てている。34分から36分かな。プレーオフが始まれば、34~36分が36~39分になるかもしれない。プレーオフまであと6、7週間の時間がある。クレイが出場時間を伸ばしていくことは、我々が目指していることでもある。このままいけば、何の問題もなくプレーオフで38分間出場できるだろうね」。

 トンプソンと同様に、カリーも3年ぶりのプレーオフを迎えることとなる。カリーは今季平均34.7分プレーしており、プレーオフではキャリア平均37.8分に出場して平均26.5得点5.4リバウンド6.3アシストを残している。

 一方のトンプソンは、プレーオフキャリア平均で37.1分19.3得点4.0リバウンド2.2アシストを記録。試合展開にもよるが、終始接戦あるいは延長になればプレータイムは自ずと増え、シリーズが長引くにつれて出場時間も伸びてくるだろう。

 このチームのバックコートには両選手のほか、ジョーダン・プールやデイミオン・リー、ゲイリー・ペイトン2世、モーゼス・ムーディーといった選手たちがいることから、カーHCをはじめとするコーチングスタッフは、チャンピオンシップ獲得をかけた大舞台を前に、主力のプレータイムをコントロールして万全な状態で迎えることを目指していくこととなる。

クレイ・トンプソンの関連記事

BASKETBALLKING VIDEO