2022.03.01

【茨城vs秋田】リベンジに燃える茨城、勝利へはガード陣とジェイコブセンの奮起がカギ

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

茨城ロボッツ vs 秋田ノーザンハピネッツ(@アダストリアみとアリーナ)
3月2日19時5分

 中断期間前ラストゲームとなった2月6日、茨城ロボッツは85-79で富山グラウジーズを振り切り2022年初のホーム白星を挙げた。今回の水曜ゲームでアダストリアみとアリーナに迎えるのは、秋田ノーザンハピネッツ。B1での初陣となった開幕節で激突した相手であり、その際は敵地で2連敗を喫した。茨城としては再開後のホームゲームでリベンジを果たし、これから強いられる過密日程へ弾みをつけたい。

 茨城は前回の秋田戦、相手のディフェンスに屈して第2戦では23個ものターンオーバーを犯した。秋田は現在もスティール数でリーグ2位の数字(283スティール)を誇っており、まずは平尾充庸多嶋朝飛らガード陣の冷静なボール運びとインサイドへの確実なパス配給が求められる。また、日本代表に選出された谷口大智への期待もかかるが、隔離期間がある影響で欠場濃厚。インサイドの要としてはエリック・ジェイコブセンに期待したい。平均15.2得点8.0リバウンドを記録しているジェイコブセンは秋田との前回対戦時に出場していないだけに、今回のキーマンと言える存在だ。

 一方の秋田は、1月26日の千葉ジェッツ戦を最後に実戦から遠ざかっている状態。中断前最後の2試合では102失点と85失点を喫して連敗しているため、まずはチームディフェンスの出来が問われるだろう。反対に、攻撃では3ポイントシュート成功率が38.7パーセントでリーグトップ。田口成浩を筆頭に今節も高確率の3ポイントが炸裂するかに注目が集まる。

文=小沼克年

■ロスター
・茨城(HC:リチャード・グレスマン)
遥天翼
福澤晃平
多嶋朝飛
チェハーレス・タプスコット
中村功平
髙橋祐二
マーク・トラソリーニ
エリック・ジェイコブセン
ハビエル・ゴメス・デ・リアニョ
平尾充庸
鶴巻啓太
谷口大智

・秋田(HC:前田顕蔵)
王偉嘉
大浦颯太
田口成浩
ジョーダン・グリン
アレックス・デイビス
川嶋勇人
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
多田武史
保岡龍斗
カディーム・コールビー ※インジュアリーリスト
コルトン・アイバーソン
古川孝敏

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